それはドラマ放送終了後の楽屋でのこと。

「リーダー、サプライズじゃん!」

「あなた、こんなことできたのね。笑」

「ま、役だからね。」

「実際、プライベートとかでサプライズするの?」

「いやー、しないな。」

「俺はね、結構好き。どうやったら喜んでくれるだろうとか考えるの、超楽しい。笑」

「俺も好き。最終どこに持って行くかがたまんない。」

「そういう意味ではね、相葉くんも。」

「あぁ、翔ちゃんの誕生日祝いに薔薇持って行ったこと?」

「そうだよ。この人、俺に白い薔薇くれたの。超格好良かった。」

「え? 相葉さん、俺には届いてないですけど。」

「私も届いてないー。」

「え? しょうがないなぁ。あいのためなら、薔薇100本だって持って行くよ。」

「俺を無視すんなや! ってか、相変わらずウインクへったくそだなぁ!」

「俺もあいのためならサプライズするよ。」

「そんなの俺だって。」

「リーダーには負けてらんないなぁ。」

「俺は薔薇持って行く。」

「相葉さん、それサプライズじゃないから。既にバレてるから。笑」

 口々にあいへのサプライズを語り出したみんなを横目に、俺はそっとあいの側に近づく。


「一緒にハートマークの飛行機雲、見に行こっか。」


 と笑うと、君が満面の笑顔で頷いてくれる。

 そんな君と手を繋いで歩く、空色さんぽ道。思い描くだけで幸せになれる希望の道。

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