『三日月の闇』


ふと見上げた宵闇の空に
泣き出しそうなか細い三日月

零れ落ちた光の先にある
照らし出された虚像

藁をもすがる身でありながら
広いそらの片隅で凍える月に泪する

君も見ているだろうか

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