『孤独〜瞑想〜』


見ている現実は過去の漂流舟の中
此処に出る虚空もまた何時か見た幻影

探し求めていた光は微かな熱を帯び
私の睫毛を濡らすけれども
温もりまでに至らず今尚霊は流離う

明日の行く当てすら枯渇しており
氷山幾重にも連なる一角だけに囚われる
其処にも此処にも何処にも幾らでも
転がっている憂鬱に染まりながら

嗚呼
私の留まるるべき岩は何処に
只其処で瞑想を繰り返しながら
今日の孤独を綴りたいだけだというのに

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