肌を刺すヒヤリとした空気の中
白く陰鬱なため息と共に
私はただボンヤリするしかなかった
頭の中では
悲鳴のような泣き声がループする
耳を覆ったとしても消えはしない
日々の中で切り取られる断片は
最早ストレスでしかなく
ここからいなくなりたいと切実に思う
心配性の猫が
私をじっと見て隣に座るものだから
私は泣きたくなってその背中を撫でる
人と関わるという事は
どうしてこんなにも疲弊してしまうのだろう
どの顔も修羅に見えてくる
菩薩のような叔父はもう居ない
大切な人は皆居なくなってしまった
私だけが残って今日も独りごちるのだった