『葉氷』


凍てつく言葉も

枯れはてた

蒼々とざわめく

道端の葉の縁を

彩る霜に

祈りを馳せ



凍りついた窓に

息を吹きかける

水滴と共に

こぼれ落ちる

邪心の行方さえ

知らずに

次の言葉を探し続ける



泣き出しそうな

私が紡ぐ言葉達

その前に

全てを消した

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