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「頭いてー……」
ギンタはベッドの上に座り込んで、ズキズキと痛む頭を抱えた。
先日、夜遅くまで外で考え事をして、そのまま寝てしまったのがやはりいけなかったらしい。
寒さで目が覚め、起きたら真っ暗で、慌てて帰ってきたんだっけ。
と、痛む頭で冷静に考えてみる。
動くと頭に響くし、かと言ってじっとしているのも痛みを直に感じてしまい、とりあえずみんなに伝えなきゃと思うけど、体が言う事を聞いてくれなかった。
「はぁ…」
長く、ゆっくりと息を吐いてみる。
とりあえず、日が昇れば誰かが起こしに来てくれるだろうけど。
ギンタは外を見た。
まだ薄暗い。夜明けすら迎えていなくて、ギンタは肩を落とした。
____こんな時、彼が居てくれたら。
どうにもならない切なさから、何だかとても人恋しくて。
泣きそうになる。
それは駄目だと咄嗟に思った頭はやっぱり痛んで、目を瞑ると、一瞬浮かんだその姿が、とても優しかった。
会いたい。
出来れば、今すぐ。
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