5
残酷な誓い。
誰かの為に、傷つかない。
それは、大切な人を作らないと言う事に、同じと言えて。
「………自信家だな」
アイズは笑った。
それでも。
たとえそれが、人として酷いことであっても。
「本当の事だろう?」
君が笑ってくれるなら。
生まれた事を受け止められる。
自分自身を受け入れられる。
「カノン。俺は、お前の為に何をすればいい?」
「そうだな」
カノンは少しも迷わずに答えた。
「アイズ自身を大切にしてよ」
そう。
そうやって存在意義を教えてくれる君が好きだから。
「………わかりづらいな」
「アイズが好きだった事」
「……趣旨が変わってないか?」
「おんなじだよ」
俺は
生まれてきた事を誇りに思おう。
〔FIN〕
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