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▼2022/08/07:叫び

すみ受け〜〜!?!???!???
今日書いた「お道化とわたし」よんでもらうとわかるかなって思うんですけど、人間失格とは別の意味で葉はお道化をし続けているんですよね。
そんな中で唯一お道化をしなくてもよかったのが恋人KPCの前だった。
雑誌を見ながら「本当は太宰も人間失格も嫌いなんだ。大庭葉蔵は……可哀想だなって思うけど」って話したりしてたのかもしれない。

これはSSには収まりきらなかったんですけど、実際葉って「神様みたいないい子」なんですよ。常にニコニコと笑っていて、たぶん希死念慮がある分繊細な心で人に寄り添うことができて。確かに周囲の人間に「愛されて」いるんですよ。両親が願った通りに。
でもそれは死にたい気持ちを隠すためのお道化の結果に過ぎなくて、葉はちっとも嬉しくないんです……。

でも恋人KPCの前ではお道化をやめることができた。自分で「この人になら」と思ったのか、それとも「作り笑いなんてやめちゃいなよ」って言われたのかわからないけど、とにかくやめることができた。
たぶん、素で笑えていたし、それこそ「死んじゃおう」っていう最悪のわがままも言えたし、きっと真顔の瞬間も多かったはず。

大庭葉蔵の「求愛」はそのお道化だけど、
葉の「求愛」は「死んじゃおっか」っていう、「一緒に死んでほしい。もう終わりにする許しがほしい」っていう言葉なんだよね。

それがこんな結果を招くとは思いもよりませんでしたが(嘘つけ)

あ〜恋人KPCがいない世界では生きていたくない、かといって一人では死ねない、一緒に死ぬなら恋人KPCがいい、けどもういない……。
梅宮葉のジレンマ……。なんで死んじゃったんだ恋人KPC……(心中に失敗したからや)

求愛した結果、愛を与えられた結果、一番大切な人を喪うことになったのが、梅宮葉という人間に与えられた罰だよね。罪と罰。

個人的に梅宮葉はささくれさんのカムパネルラと和田たけあきさんのわたしのアールですね…。

イーーーーーーッッッッどぼして;;;;;

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