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「わぁー!○○ちゃん凄い凄い!」


『え、あ、ありがとう…』


「へー◇◇さん、やるじゃん!」


「ぜぇったい!失敗すると思ったけどねー。ナイスシュート!」


樹莉ちゃんや近くにいた子たちが声をかけてくれた。凄く、嬉しい。みんなに誉められた。


「○○ちゃん、ナイスシュート!」


武ノ内さんにも、誉められた。


『うん…』


それから残りの試合時間は両チーム点数が入らず、私のシュートが決勝点ともいえる結果になった。


「っしゃー、優勝だー!」


「マジヤバかったわー」


「◇◇さんが点数入れてなかったら負けてたわね」


「そうそう、やればできるじゃん、◇◇さん」


『あ、うん。ありがと、ね』


少しだけ、みんなに認めてもらえたみたい。良かった、役に立てて。


「空、おつかれ。残念だったな」


「ヤマトごめんね、勝てなくて」


「いやいや。男子が敵取ってやるって!」


「あ、○○ちゃーん」


『武ノ内さん』


「シュート上手だったわ!」


『たまたま、入っただけ…』


「ううん、○○ちゃんのシュートがあったから、あたしたちのクラス負けちゃったんだもの、もっと自信をもって」


自信、が…持てたらどれだけ楽か。

私が好きな人の、好きな人にそんなこといわれても…―


「あ!◇◇!試合見てたぞ!すげーなシュート!」


『や、八神君…あり、がと』



∞14/09/27
ALICE+