ネタ箱

ここは設定だけ考えてお蔵入りした子達のネタ箱です。
基本考えてそのまま放置。
夢以外もありますので苦手な方は要注意。


▽とうらぶ男主夢
not審神者、万屋界隈・政府捏造バンザイ
not審神者男主
漢方屋男主

万屋界隈でも隅の方に店を構えている
近くには別の西洋薬局がある為、殆どの若い審神者はそちらへと赴くので結構暇
しかし刀剣達やある程度の年齢層の審神者には親しまれている


万屋界隈
本丸と同じく特殊な異次元空間に存在する商店街のような物
審神者が外に出ずとも不便がないようにというのが表向きの理由だが、実際は彼らを外に出さない為と審神者になれなかったが者たちを有効活用する場所
審神者同様、この空間から出るには七面倒くさい手続きが必要で勝手に出ることは出来ない。

審神者になれなかった者たち
刀が作れない
顕現させる事が出来ない
顕現の維持が出来ない
刀装が作れない
霊力がボーダーラインより若干少ない
(少なすぎる者はそもそもカウントされない)
などの理由(複数の場合もある)により審神者候補から外された者達
ちなみに本人達が審神者になることを望んでたかどうかは問わない為、勝手に連れてこられた挙句無理無理働かされている場合もある
が、近年では拉致まがいのことは大分減ったとのこと

噂では、ここにすら来させない鍛刀のみをひたすらさせられる審神者になれなかった者がいるとかいないとか

顕現維持できない者を除いて、一振りのみ刀剣を持つことが許されている
表向きには界隈で働く者たちの危険緩和の為だが、実際には審神者に不向きな者が刀剣と一緒にいた場合の刀剣が人間に与える影響を調べる為
緩やかに体調を崩していく者から特に問題のない者、逆に神気を吸収して力が増す者など様々である



薬研藤四郎
元は、既に引退したベテラン審神者の本丸にいた刀(カンスト済み)
審神者の本丸を担当していた政府者を通して男主の元へと送られてきた
本当ならば本尊に還りたいが政府の者が煩いのでせめて薬研の好きな医学に関わる所へ送ってやりたかったのだと言われる
それならば医者の元へと送ればいいだろうと男主が訝しむと、実のところ政府の言うことをほいほい聞いてやるのは癪にさわるが自分がいなくなった後の他の刀達の行く末を考えるとそういう訳にもいかない
なのであえて君に渡すのだと言われ、その物言いに違和感を感じながらも渋々受け取る事にした


裏話
短刀達にお使いを頼んではそれを遠目に眺める審神者の様子に、初期刀である薬研(政府が出来たばかりの頃、こんのすけも初期刀譲渡という制度もなく、審神者は一から鍛刀しなければいけなかった)は彼が審神者の身内だと気付いていた
店主に全く気付いた様子は見られないが、ごく僅かに感じとれる霊気は審神者のそれと酷似していた
帰ってから2人きりの時に審神者へ尋ねると審神者は嬉しそうに、だかそれでいて悲しそうに頷いたのだった
息子似の容姿に息子の嫁と同じ瞳の色、そしてごく僅かに感じる自身と似た霊気を感じ取り、彼が自身がいなくなった後に生まれた孫だと気付いていたという
彼は自分が突然いなくなって苦労したであろう息子達を思い、自分が祖父であると明かす気はないと告げる

それから暫くしてやって来た引退の際、唯一の心残りは万屋にいる孫であると告げた審神者に薬研は自分が側にいると約束し、担当を通して彼の元へと自らやってきた


審神者の器として不十分な彼が耐えられるか云々に関して担当に危惧されたが、審神者は「恐らく大丈夫だろう」と直感していたという
というのも、彼自身も元々万屋界隈へと拉致られその後突然審神者としての器を手に入れた口であったからであった
担当以外の政府上層部はかなり不服な様子であったが、カンスト済みの男士を使って実験が出来ることはなかなかないと長い付き合いであった担当は彼らを言いくるめた

薬研が決して明かそうとしない為、審神者との関係が男主に知られることは恐らくないであろう裏話




という所まで考えて力尽きた。

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