ネタ箱

ここは設定だけ考えてお蔵入りした子達のネタ箱です。
基本考えてそのまま放置。
夢以外もありますので苦手な方は要注意。


▽おそ松さん×ポケ
not夢、クロスオーバー(混合)、ブイズ
旅立つ直前の六つ子(4男メイン)のお話


旅立つ日が近づいたとある日、一松と仲が良かったチョロネコが死んでしまった
ポケモン同士の抗争で負けてしまったらしい
ふさぎ込んだ一松はチョロネコと離れたくないと旅に出ることを拒否

しかしポケモンを所持出来る年齢になると、さっさと旅に出てしまった上三人
下二人は渋る一松を気にして町へと留まるが、その兄自身からの後押しがあり後ろ髪引かれながらも旅に出た
残された一松はなかなか旅に出られないままだったが、博士は一松にも同じポケモンであるイーブイをくれようとしたが今はポケモンと触れ合う気になれないと断ったそしてそのまま一年が過ぎてしまった

その頃になると長兄おそ松はチャンピオントレーナーとして、次兄カラ松はコンテスト制覇者として有名になっていた
昔から喧嘩センスに長けていた長兄はそのセンスをバトルでも発揮しているらしい
とある新聞には、彼の手にかかればどんなポケモンも100%に近い力を発揮出来るとのことが書かれていた
そして次兄カラ松はここ数年なかった全コンテスト種目を制覇したとして注目を集めていた
意外や意外、一松からすればワケの分からないカラ松の
言動はコンテストでどんな技を出すのか分らないため、逆に会場では人気らしい
すぐ上の兄チョロ松もブリーダーとしての頭角を現し始めたのだと、よく戻ってきてくれる十四松やトド松に聞いた

そんな五人に気後れを感じている一松が、ある日十四松からモンスターボールを贈られる
中から出て来たのは兄弟たちとお揃いになる筈だったイーブイだった
イーブイは手紙を咥えている
それは十四松からの手紙だった

お世辞にも綺麗とは言い難い字でこう書かれていた

一松兄さんへ
一松兄さんにどうしても見せたいものがあるので
僕のところまで来てください!
道案内はそのイーブイがしてくれるよ!
あ、知ってるかもしれないけどそのイーブイは博士から兄さんが貰った子だよ!

じゃあ、待ってマッスル!

母にあの日持たなかったリュックを手渡され、道案内のイーブイに渋々ついて行くと
綺麗な湖や賑やかな草むらを通り過ぎていく
一つ目の町では十四松ではなくトド松が待っていた
トド松からは二つ目の手紙を渡される

次の町ではチョロ松が待っていた
ブリーダーのチョロ松はイーブイを診てくれる
「一松と仲良くなりたいと思ってるんだよ」
チョロ松は一松に三つ目の手紙を渡してきた

三つ目の町では次兄、カラ松が待っていた
コンテストで活躍するカラ松は相変わらずイタい筈なのに生き生きとして見えた
カラ松は四つ目の手紙を渡した

四つ目の町では長兄のおそ松が待っていた
おそ松は一松を見るといきなり勝負を仕掛けてきて、一松は慌てて声を上げた

「ちょ、何すんだよ!」
「何って、トレーナーとトレーナー、目を合わせたらバトルだろ?」
「俺、トレーナーじゃ…」
お前はもうトレーナーだよ。これまでそいつと旅してきたんだろう」

言われて一松は目を丸くした
次々と手紙を渡され流されながらここまできたが…そうか、これは旅だったか

バトルの途中、イーブイはエーフィに進化した

「いーじゃんいーじゃん!このタイミングで進化とかさぁ!」

結局バトルには負けてしまったがなんだかすっきりした気持ちだった

「ほら、これが最後の手紙だ」

おそ松は一松に手紙を渡した

高台の上ではそもそもの発端である十四松が待っていた

「十四松はここの景色を見せたかったのか?」
「ううん!半分違うよ!いや、合ってんだけどね!俺が見せたかったのはぜーんぶ!」

俺たちが通ったぜーんぶ!一松兄さんにも見てもらいたかったんだ!
兄さん、どうだった?

「……うん、凄く楽しかったよ」
パッと笑顔を見せる十四松に、一松もつられるように笑った





考えるだけ考えて満足してしまったのでとりあえず供養。
ちなみに
おそ松 ブースター
カラ松 シャワーズ
チョロ松 リーフィア
一松 エーフィー
十四松 サンダース
トド松 ニンフィア
かな??イメージ的には。




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