「レギュラスは可愛いねえ、マルフォイ先輩やスネイプに爪の垢を煎じて飲ませたいよ」
「……子供扱い、しないでよ。1つしか違わないだろ」
「あは。子供じゃん」
「子供じゃない。少なくとも、僕が子供ならあなたも子供だ」
「じゃあ、弟」
「既に不出来な兄がいるからな、不出来なきょうだいは二人もいらない」
「可愛くないねー」
「結構」
私は思う。あなたが本当になにもわからない子どもならいいのにと。レギュラスが今何を考えているのか、正確にはわからないけれど、多少のことは勘づけているつもりだ。私はレギュラスのように正しくなれない。わかったふりをして命を闇に差し出し思考を止めることしかできない。だから、あなたが途方もなく眩しくて、遠く感じるのだ。
ゆっくり歩こう
(210426)
(title by icca)
back to … list or Apathy