ヨジ×シケン×カイシ






試験官の説明が始まると、俺はスバルから視線を外し、意識をそっちに集中させた。ゼビル島でナンバープレートの奪い合い、か。面白え。血が騒ぐぜ。



「……なるほどな。狩る者と狩られる者、ね」

「狩る者と狩られる者か……これは単なる実力試しではなく、心理戦も重要になってくるな。クジ引きの結果がどうあれ、私たちは冷静に立ち回るべきだ。必要なのは6点……相手を見極めることが重要だな」



クラピカは試験官の説明を静かに聞き終えると、周囲の受験者たちの反応を観察している。彼は慎重に腕を組み、目を細める。俺は口の端を吊り上げて笑った。これなら、俺の独壇場だ。暗殺稼業のスキルが、ここで一番役に立つ。問題は、誰が俺の獲物になるか、そして誰が俺を狩るのか。



「スバル、お前、クジは何番だった?」



俺は自分の引いたクジをちらりと確認しながら、隣のスバルに声をかける。さっきの黒髪の男の件も気になる。もしそいつがスバルの獲物か、あるいはスバルを狙う狩人だったりしたら、面倒なことになるかもしれねえ。



「ん、僕のは……」



その横でゴンは真剣な眼差しでクジを引くと、自分の紙片を確認し「オレのターゲットは……44番! ヒソカだ!」と言った。その言葉にスバルとキルアは目を丸くして驚いた表情を見せ、ゴンの方を振り向く。



「えっ! ゴン、大丈夫か? ヒソカって、かなりヤバそうだけど……」



俺はゴンの言葉に一瞬眉をひそめ、すぐにニヤリと笑った。ヒソカか。あの変態マジシャン、確かにヤバい相手だ。だが、ゴンが本気で挑むなら、それも面白い。



「へえ、ゴン。お前、運がいいのか悪いのか分かんねえな。ヒソカなんて、最悪のくじ引いたも同然だぜ。まあ、お前なら何とかするんだろ? でも、くれぐれも油断すんなよ。アイツ、ただの変態じゃねえからな」

「そうだよゴン、危険だよ……下手したら、殺される」

「大丈夫、必ず6点集めてみせるよ!」



俺は肩をすくめながら、ゴンの真剣な目を見返す。あいつ、こんな状況でもビビるどころか燃えてる顔してる。さすがだ。ふと視線をスバルに戻し、クジの番号を確認する仕草をする。ゴンのターゲットがヒソカなら、スバルのターゲットが誰かで状況は大きく変わる。



「スバル、お前のターゲットは誰だ? さっさと教えろよ。戦略立てなきゃ面倒になる」



ゼビル島での戦いは、もう始まってるようなもんだ。ターゲットは誰なのか。まずはそこをはっきりさせねえと動けねえ。



「二人も気をつけて。もし困ったことがあったら、すぐに助けに行くからね!」

「今一番困った状況にいるの、ゴンだよね……? えっと、僕は198番だったよ。キルアは?」



ゴンの背中を見送りながら、俺はフンと鼻を鳴らした。助けに行く、ね。あいつらしいけど、今は自分の心配してろってんだ。俺は自分のプレートを見せながら、スバルのプレートをちらりと見る。198番。つまり、俺のターゲットはスバルのすぐ後の奴か。



「198、199……。見事に連番じゃねえか。なんかキナ臭えな」

「すごい偶然だよな……」



偶然にしちゃ出来すぎている。試験官の悪趣味か、それとも何かの意図があるのか。俺は警戒レベルを一段階引き上げた。



「ま、とにかく俺の獲物はお前の隣だ。俺達の獲物は誰か知らねえが、しばらく一緒に行動した方が効率いいだろ。行くぞ」



俺は有無を言わさず歩き出す。ゴンのことも気になるが、まずは目の前の試験だ。この島で生き残り、確実に6点を稼ぐ。それだけだ。



「え……、一緒にいてくれるのか? ありがとう……けど、連番してるからもしかすると知り合い同士の可能性はあるね。とりあえず長期戦になるだろうし、拠点と食料、水を確保しないとか。あっち行ってみる?」



スバルはそう言いながら木々の生い茂った場所を指差す。

スバルが指さした方角に目をやり、俺は小さく頷いた。確かに、あそこなら身を隠す場所も食い物もありそうだ。



「ああ、いいぜ。まずは落ち着ける場所を確保するのが先決だ」



俺は警戒を怠らず、周囲の気配を探りながら歩を進める。この島にはどんな危険が潜んでいるか分からねえ。元暗殺者の勘が、そこらじゅうに潜む敵意を告げていた。



「お前、足手まといになるなよ? 変な声出して敵に居場所教えるとか、絶対やめろよな」

「へ、変な声とか言うなよ! つーかもう忘れろよ! それは!」



釘を刺すように言うと、俺は茂みの中へと足を踏み入れた。獲物を狩るための戦場に、ようやくだ。血が、静かに騒ぎ始めるのを感じていた。スバルが顔を赤らめて喚くのを見て、俺はフンと鼻で笑った。こいつをからかうのは、なんだかんだで面白い。



「うるせえな。忘れたくても忘れらんねえんだよ、あの間抜けな声は」

「間抜けな声じゃないし……」



俺は軽口を叩きながらも、茂みの奥へと慎重に進んでいく。木の葉の擦れる音、遠くで聞こえる獣の声、その全てに意識を集中させる。ここは敵地だ。油断は死に直結する。



「……静かにしろ。何かいる」




俺はピタリと足を止め、スバルを手で制した。茂みの向こう側、数メートル先から微かな物音が聞こえる。人間か、それともただの動物か。俺は腰を低くし、息を潜めてその正体を探った。



「獲物だったら好都合だがな……」

「……あの二人、見覚えある。いつも三人で一緒に動いてた。だからもう一人、来るかもしれない。今は二人みたいだけど。とりあえずこのまま隠れながら様子を見る?」



スバルも草むらをじっと見つめ、記憶を辿りながら答える。

スバルの言葉に、俺は眉をひそめた。見覚えがある?三人組か。確かに、一次試験あたりでそんな奴らがいた気もする。



「……チッ。厄介だな。三人組ってことは、俺たちのプレートが奴らの獲物じゃない可能性もある。無駄な戦闘は避けたいところだ」



俺は舌打ちしながら、さらに身を低くして茂みの隙間から奴らを観察する。今は二人。だが、もう一人がどこに潜んでいるか分からねえ。挟み撃ちにでもなったら面倒だ。



「だが、このままやり過ごすのも癪だな。どっちにしろ、こっちの存在に気づいてるかもしれねえ」



俺の目は、暗殺者としてのそれに切り替わっていた。奴らの力量、隙、そしてプレートの位置。全てを一瞬で見極める。もし狩るべき相手なら、躊躇はしない。



「なるほど……それなら罠が完成する前にこちらから仕掛けたほうが良いいか。今なら二体ニだし」



スバルは静かに自分の靴に内蔵されたローラーを起動する。

スバルがローラーを起動させる音に、俺は素早く奴らの方へ視線を戻した。まだ気づかれてねえみたいだが、時間の問題だ。



「おい、勝手に動くな。まだ仕掛けるには情報が足りねえ」



俺は低い声でスバルを制する。こいつ、すぐに突っ込もうとする癖がある。ただ強いだけの奴ならそれでもいいが、罠を張るような相手には悪手だ。



「奴らの狙いが分からねえうちは、下手に動くべきじゃねえ。まずは観察だ。どっちが俺たちを狩る側で、どっちが狩られる側か、それを見極める」



俺は息を殺し、神経を研ぎ澄ませて奴らの会話に耳を傾ける。プレートの番号、目標、次の合流地点。どんな些細な情報でもいい。それが俺たちの生死を分けることになる。



「……っ!」



その時、ほんの一瞬だけ、198と199のプレートが見えた。



「今の見たか? キルア」

「ああ、見た。ビンゴだな」



俺の目にも、奴らの胸元で揺れるプレートがはっきりと見えた。198と199。間違いない。俺とスバル、それぞれの獲物だ。俺は口の端を吊り上げて笑う。面倒な手間が省けたじゃねえか。わざわざ探し回る必要もねえ。目の前の二人を始末すれば、それで終わりだ。俺はゆっくりと体勢を低くし、いつでも飛び出せるように筋肉を弛緩させる。暗殺者としての血が、静かに、だが確実に沸騰していくのを感じていた。



「好都合だ。二人まとめて、ここで狩るぞ」



キルアに手刀された199番の男が倒れる。すかさず198番が反撃しようとするが、キルアの掛け声に合わせてスバルはローラーを滑らせて走り込み、198に蹴りを入れて昏倒させた。するとその場にいなかった197が姿を消して背後から現れてスバルを羽交い締めにしようとし、スバルは素早く相手の顎にアッパーを入れて距離を取る。

俺が199番を仕留めた直後、スバルが198番を蹴り倒すのは見事な連携だったが、息をつく暇もねえ。死角から現れた197番がスバルに襲いかかった。



「チッ、まだいやがったか!」



俺は即座に体勢を立て直し、レンを羽交い締めにしようとした男……197番に狙いを定める。スバルは自力でアッパーを叩き込んで拘束から逃れたが、まだ完全に距離を取りきれてねえ。



「スバル、そいつから離れろ!」



俺は地面を蹴り、最短距離で間合いを詰める。三人組の最後の一人。こいつを仕留め損なえば、後々面倒なことになる。俺は指先を鋭く尖らせ、奴の首筋めがけて疾走した。



「キルアっ、昏倒させるだけでいいよ!」



指先を尖らせて向かうキルアを見て、スバルは距離を取りながら慌てて声を上げた。

スバルの叫びが聞こえたが、俺の動きは止まらない。甘え言ってんじゃねえ。ここは殺るか殺られるかの試験場だ。手加減なんて選択肢は、俺の辞書にはねえんだよ。



「うるせえ! 黙って見てろ!」



俺は叫び返し、197番の男との距離を一気にゼロにする。男は驚愕の表情で俺を見たままだ。その無防備な首筋に、俺の爪が触れる寸前───。



「……チッ」



俺は寸でのところで軌道を変え、手刀を男の延髄に叩き込んだ。男は白目を剥いてその場に崩れ落ちる。プレートを奪うだけなら、殺す必要はねえか。



「これで三人。プレートは全部いただいたぜ」

「……ごめん。余計なこと言った。別に殺すのが悪いって言ったんじゃないんだ。ただ、三人のうち一人だけ死んだら可哀想かなって思っちゃって……」



怒鳴られたスバルは少し落ち込んだ顔で言う。スバルのしょげた顔を見て、俺は思わず舌打ちした。こいつ、変なところで甘いんだよな。だが、まあ……その甘さが、俺が今まで知らなかったモンだってのも確かだ。



「……別に怒ってねえよ。可哀想だとか、お前らしいな」



俺は昏倒している三人の男たちから、それぞれのプレートを剥ぎ取った。197、198、199。これで俺の点数は確保できた。あとは、こいつのだ。



「ほらよ。お前の獲物だろ、198番は。これで目標達成だ。とっととここを離れるぞ。血の匂いに釣られて、余計なのが寄ってきても面倒だ」



俺は198番のプレートをスバルに向かって放り投げる。それをスバルが慌てて受け取ったのを確認し、俺は残りの二枚を自分のポケットに突っ込んだ。なんとなく気まずい空気が流れる。スバルは黙って俺の後ろからついてきていた。



「……キルア、チョコレートは栄養補給にはいいらしい。これ半分こしよう」



スバルは鞄からチョコレートを取り出して半分に割った。スバルが差し出したチョコレートを、俺はちらりと横目で見る。半分に割られた、ありふれた板チョコ。だが、今の気まずい空気の中じゃ、なんだか特別なモンに見えた。



「……ふん。ガキみてえなもん食ってんな」

「……ガキみたいってなんだよ」



俺は憎まれ口を叩きながらも、その片割れをひったくるように受け取った。パキリと軽く音を立てて口に放り込むと、思ったよりも甘い味が口の中に広がる。



「ま、悪くねえな。礼は言わねえけど」

「別に言わなくてもいいけど」



俺はぶっきらぼうに言って、再び歩き出した。さっきまでの殺気立った空気が、この甘ったるい味で少しだけ和らいだ気がする。こういうのも、たまには悪くねえのかもしれねえな。



「長居は無用だ。安全な場所を見つけて、残りの時間をやり過ごすぞ」



後ろからの気配を察知したスバルとキルアは一瞬で反応し、身構える。二人の目が鋭く光る。スバルは息を殺しながら囁く。



「……後ろに誰か一人、付いてきてるね」



スバルの囁きと同時に、俺も背後の茂みに潜む気配を捉えていた。一人。だが、油断はできねえ。さっきの奴らの仲間か、それとも別のハイエナか。



「ああ、分かってる。さっきからずっとだ」



俺は足を止めず、わざと無防備に歩き続ける。スバルにも目線で合図を送った。気づいてないフリをしろ、と。こういう追跡者は、こっちが反応を見せた瞬間に消えるか、あるいは襲いかかってくる。



「ご丁寧に後をつけてきやがって。よっぽど俺たちがカモに見えたんだろうな」

「ふーん……まあ子ども二人だと思ってるんだろう」



口元に浮かぶのは、獰猛な笑みだ。さっきの戦闘で温まった身体が、次の獲物を求めて疼いている。どうやら、この甘いチョコの後味は、血の味で消すことになりそうだぜ。



「誘い出すぞ。少し開けた場所までな」



スバルは小さく頷くと音を立てずに移動する。キルアが素早い動きで相手の背後に回り込もうとした瞬間、木の陰から姿を現したのは意外な人物だった。



「え、トンパ? まさかお前のターゲットって……」



俺が背後に回り込もうとした瞬間、茂みから現れたのは見覚えのある小太りの男だった。新人潰しのトンパ。こいつが何のようだ?



「よぉ、お二人さん。さっきは見事な腕前だったじゃねえか。感心したぜ」



トンパは胡散臭い笑顔を浮かべて近づいてくる。俺は警戒を解かずに睨みつけた。こいつの狙いが読めねえ。プレートを奪う気なら、もっとマシなやり方があるはずだ。



「俺のターゲットがお前らかって? まさか。俺みてえな弱いおっさんが、あんたらみたいな有望な若者を狙うわけねえだろ」



トンパは両手を上げて降参のポーズをとる。だが、その目に宿る光は明らかに何かを企んでいる色だ。こいつ、ただの雑魚じゃねえ。何か裏がある。



「それより、ちょっとした情報交換でもしねえか? この島で生き残るための、とっておきの情報を教えてやるよ」

「いや、いらない」



スバル即答したあとに警戒心を強め、靴に手をかけてローラーを出した。

スバルが臨戦態勢に入るのを見て、俺は鼻で笑った。トンパはわざとらしく肩をすくめているが、その腹の内は手に取るように分かる。



「スバルの言う通りだ。てめえみてえな奴と交換する情報なんざ、こっちには一つもねえよ」



俺はトンパの嘘くさい笑顔を真っ直ぐに見据える。こいつの狙いは情報交換なんかじゃねえ。俺たちを利用して、他の誰かを陥れるか、あるいは俺たち自身を罠に嵌めるつもりだ。



「『新人潰し』が聞いて呆れるぜ。どうせ、俺たちに他の受験者を襲わせて、漁夫の利でも狙うつもりだったんだろ?」



俺の言葉に、トンパの顔から笑みが消える。図星か。くだらねえ策を弄する奴は、いつだって表情に出やすい。



「消えな。次に俺たちの前に姿を見せたら、その時はプレートごと狩ってやる」

「いやスバルに聞きたいことがあるだけだ」



トンパが慌てたように言ったその時、スバルは後ろから何者かに昏倒させられる。そのまま意識を失い、倒れた。スバルが背後から何者かに襲われ、崩れ落ちる。その一瞬の出来事に、俺の思考は凍りついた。目の前のトンパは、してやったりという卑劣な笑みを浮かべている。罠か!



「てめえ……!」



俺は怒りと殺意で全身の血が沸騰するのを感じた。油断した。トンパに気を取られている間に、もう一人仲間が潜んでいたのか。俺は即座に臨戦態勢に入り、鋭い視線で周囲の茂みを睨みつける。



「仲間がいたのか、トンパ。汚え真似しやがって」



俺の言葉に、トンパは肩をすくめてみせる。そのふざけた態度が、俺の神経をさらに逆撫でした。



「人聞きの悪いこと言うなよ。俺はただ、話がしたかっただけさ。そこの坊やが聞く耳持たねえから、少し眠ってもらっただけだ」



俺は歯を食いしばる。こいつ、最初からスバルを狙っていたんだ。そして、俺を一人にするのが目的だった。



「……その汚え手で、スバルに触んじゃねえぞ」



トンパは両手を上げて「オレは、脅されて従っただけだ。針だらけの顔の変な奴に……」と言った。その時、ギタラクルが音もなく現れ、気を失ったスバルを抱きかかえて去っていった。

針だらけの顔……ギタラクルだと?あの不気味な男が、なぜここに。俺がトンパの言葉の意味を理解するよりも早く、背後の気配が動いた。音もなく現れたギタラクルが、気を失ったスバルを軽々と抱え上げる。



「ま、待て……!」



俺は咄嗟に叫び、ギタラクルを追おうとする。だが、その一歩は踏み出せない。ギタラクルから放たれる、身の毛もよだつような冷たい殺気。まるで巨大な獣に睨まれたように、俺の身体は金縛りにあったように動かなかった。



「……兄貴」



俺の口から、無意識にその言葉が漏れる。間違いない。この感覚、この殺気は、俺が一番よく知っている。一番恐れている、兄のイルミのものだ。ギタラクルが、イルミ……?ギタラクルは一言も発さず、スバルを抱えたまま闇に消えていく。追わなければ。だが、足が動かない。恐怖が俺の全身を縛り付けていた。

目の前からギタラクル……いや、兄貴の気配が消えていく。追わなきゃならねえのに、俺の足は地面に縫い付けられたように動かねえ。冷や汗が背中を伝い、心臓がうるさいくらいに脈打っていた。



「……クソッ!」



俺は自分の不甲斐なさに歯を食いしばる。恐怖が俺の全身を支配している。暗殺者としての本能が警鐘を鳴らし続けていた。逃げろ、と。逆らうな、と。



「なんで……なんで兄貴がここに……」



スバルが連れ去られた。俺の目の前で。なのに俺は、ただ立ち尽くすことしかできなかった。イルミの気配に怯え、震えることしか。ごめん、と呟いたスバルの顔が脳裏に浮かぶ。あいつは俺を信じてたのに、俺は……。



「……ふざけんじゃねえぞ……!」



俺は恐怖を振り払うように、地面を強く蹴った。足の震えはまだ止まらねえ。だが、ここで逃げたら、俺はただの暗殺人形に戻るだけだ。











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