#04
ーーIDAスクールH棟エントランス

「ーーということがあってだな」
クロードは話し終えると、ちらと腕時計を見た。
「へぇ、そういうことだったんだな」
アルドはうんうんと頷きながら、クロードの話を聞いていた。
「その名前って人は今ーー」
「クロード!」
アルドが話し出そうとした時、前方からクロードを呼ぶ声が聞こえた。クロードは愛しいものを見つめる様に優しく微笑みながら彼女を迎えた。
「ゴメンね、遅れちゃって」
「気にするな、アルドと時間を潰していた」
「アルド?」
ちょうどクロードの後ろにアルドは立っていて、呼ばれたのでアルドは返事をした。
「あ、オレがアルド……って、なんだ名前じゃないか!」
アルドは名前を見て驚いた。自分の知る人物だったからだ。
「あ、アルド!時間潰しちゃってごめんなさい」
「いいって!気にするな!」
アルドはからから笑う。
「知り合いだったのか?」クロードが名前に尋ねると、前にIDEAで仕事を手伝ってもらったと言った。
「そうか、アルドも知っていたのか」
「ああ。だけど二人が恋人だってことは知らなかったよ」アルドはお似合いだと笑った。
「ありがとう。それじゃあ私たちはもう行くわね」
またね!と手を振って名前とクロードは手を繋ぎ去っていった。どうやらこれからデートの様だ。
「さてと、オレももう少しスクール内を見学してくるか!」
そう言うと、アルドはスクール内に歩いていった。


fin.
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