「ちょ、え、えええ!何、え、アレンどうしたの??!」
わたしは驚きのあまり声をあげる。アレンは「ミヅキ、声でかい」なんて言って苦笑しているけどわたしは悪くない。だってアレンったらわたしがベッドでゲームしてたらいきなり隣に寝転んできてしばらくわたしがしてたゲームを眺めてて……うん、それまでは良かった。しかしあろうことかアレンはわたしの耳を舐めてきたのだ。…超変態じゃない??!誰でも動揺するわ!!
「悪い悪い、そんなビックリするとは思わなかった」
「いやいやいや!じゃあ聞くけどアレン。わたしがいきなり君の耳を舐めたらどう思う??」
「え?どう思うって…そりゃ嬉しいぞ?それで興奮して押し倒…「わー!!!」
…この人に聞いたわたしがバカだった。変態的な発言が返ってくることなんて想像できなかったわけじゃなかったのに…!ふぅ、とため息をつくと「大丈夫か?」と聞かれた。大丈夫じゃねぇよ。
「アレンは…うん、相変わらずアレだね…」
「アレってなんだ?」
「いつでも頭のなかお花畑だよね」
アレンの頭の中は見たことがないから分かんないけどきっとピンク色に違いないとわたしは予想している。
「違うぞ、お花畑なんじゃなくていつだってミヅキでいっぱいなんだ」
本当はミヅキにあんなこともしたいしこんなこともしたいんだ…!拳を握り力説されました。それを聞いてどん引きするわたし。どんなことを言われたかはご想像にお任せします…。
「なんか…もうアレンきもい」
「きもいなんて心外だな」
好きな女の子に欲情しない男なんていない。ただ俺はそれを素直にミヅキに伝えてるだけだ。そう言ってぎゅっ、と抱きしめられた。
「…アレン?!」
徐々に高鳴る胸の鼓動。めちゃめちゃ変態だけど彼氏にそう言われ抱きしめられ…ドキドキしないはずがない。
「…悪い。やっぱり我慢できない」
「えっ」
その言葉とともに視界は反転する。わたしの目に映るのは天井をバックにわたしを見下ろすアレン。いつのまにか押し倒されていた。
「えっ、アレン??ちょっ、「ごめんな、ミヅキ」
わたしの言葉はかきけされた。なぜならわたしはアレンにキスをされていたから。突然の行為に頭は真っ白だ。
「アレン…」
「我慢しようかと思ってたけど…無理みたいだ」
ミヅキが好きって気持ちが溢れてきて無理なんだ、真剣な眼差しで言われ赤面する。…だってわたしもアレンが好きだもん、嬉しいやら恥ずかしいやらでなにも言えない。
「好きだ」
わたしは彼に美味しくいただかれたのでした。
・・・
110309 thx:氷上
乙女座のユニコーン