「好きです。俺と付き合ってください」

「えっ」

ええええ〜っ??!あ り え な い

「えっ、えっと…なんといいますか…」

かなり動揺しているなう。きっとわたしは目はキョロキョロ、顔は真っ赤。挙動不審であること間違いない。なぜならわたしは旅の仲間であるレックくんに告白をされたからだ。お茶を飲んでいる途中だったので吹き出しそうになったのをこらえたわたしはすごい。もしもこらえなかったらレックくんの顔はわたしのせいでお茶まみれだ。


「ミヅキ、俺は本気だよ」

「う、うん……」

わたしだってレックくんのことが好きだ。だけどわたしの口からわたしも好き、その一言がなかなか出てくれない。だって両想いだなんて…!わたしこんなに幸せなことがあっていいのって思っちゃう。…でもレックくんは勇気をだして言ってくれた。

「…わたしも好き、です」

わたしも自分の気持ちを素直に口にすることにした。そして予想以上の恥ずかしさで赤くなる頬をかくすように俯く。…もしかしてこの告白は冗談でしたとかカオスなオチはないよね。もしそうだったらわたし死にたくなる確実に。いや、レックくんがそんなことを冗談で言う人ではないと分かってはいるんだけど。しかしそれにしてもレックくんの反応がない。え、本当に冗談だったとか…?今更不安になる。

「あ、あの…」

「ミヅキ!!!」

「ひっ!」

いきなり肩をつかまれグワングワンと揺さぶられる。い、一体なんなんだあああ

「俺嬉しいよ!俺、俺…」

「ぐえっ」

そしてその後思い切り抱きしめられた。なんだかまさかの展開すぎて思考回路はショート寸前だ。とりあえず気がつくと目の前にはレックくんの厚い胸板があって恥ずかしいけど、幸せだと思った。


「大切にするからね」

「!うんっ」

ちなみに後で分かったことだけど実はこのシーンをみんなが見ていたらしく後でからかわれてしまった。…みんな覚えてろよ、特にハッサン。とりあえず思いが通じあった日わたしとレックくんの付き合いは仲間公認となった。

・・・
ローズシャインから瞬きを
110501/title mutti

乙女座のユニコーン