「そのスカート新しいものですか?いいですね、とても似合っています」
優しく微笑むカトルくんに顔が赤くなる。まさか褒めてもらえるとは思っていなかったから照れくさくてしょうがない。でもそれ以上にこのスカート、実は今日のデートのために選んだものだったから嬉しかったり。
「あ、ありがとう!このスカート自分でも結構気に入ってるから…そう言ってもらえて嬉しいよ」
ちなみにいまわたしが着ているのは白くてふわふわしてるワンピース。わたし自身可愛いものが好きで赤やピンク、ハートなどをいつもファッションに取りいれるのだけど今回はちょっと透明感のある感じにしてみたのです。
「…ミヅキはいつも素敵ですが…今日のスカートはふわふわしているし、髪もウェーブをかけていて…その………妖精ぽいというか……どの服を着ても可愛いですね」
よ、妖精だなんて!て、ててててゆうか可愛いって!どこから突っ込んでいいかわからないけど、カトルくんの顔を見ると頬は赤く染まっていて(色白だからすぐ分かる)冗談を言っているわけではなさそうだし…………あぁ、もうカトルくんはどれだけわたしを恥ずかしがらせれば気が済むんだ…!
「………えっと、その…あの…えと…」
「すみません。こんなことばかり言ってしまって。でも、」
ミヅキが可愛いすぎるからいけないんですよ、なんて言うものだからカトルくんの顔をもう見ることもできなくて下を向いて俯くしかなかった。どうしていいか分からなくてカトルくんの手をぎゅっと握ると、カトルくんは一瞬ビックリしていたけど笑って「ミヅキの手、熱いですね」だって。人の気もしらずに……。けどカトルくんの手も熱を持っていたから何も言わなかった(恥ずかしいのはわたしだけじゃなかったみたい)
・・・
0710 / title:無垢
個人的に春名さんに捧げます
乙女座のユニコーン