※百合
眠る春麗を見て心拍数が上がっている自分に気がついた。薄く開けられた唇、はだけた胸元、筋肉のついたむっちりとした太もも。全てに目がいってしまう。こんなのっておかしい。だってわたしは男じゃない。女だもん。でもどうしても目を離すことができなくてずっと見つめている。
「春麗…」
わたしがこんな感情を抱いてるって知ったらどうするのかな。たぶん嫌悪感でいっぱいになってわたしのことなんて嫌いになってしまうのだろう。なんだかそう考えると心がぐちゃぐちゃになって、全てがどうでもよくなった。でも春麗に嫌われることだけは絶対に嫌だ。だからわたしは言わない。…けどいつかわたし自身が爆発してこの想いを伝えてしまうのではないか。それが怖くて仕方がない(本当は伝えてしまいたいとも思っているくせに)わたしはこの矛盾した感情とずっと戦っていかなければならないのだろうか。
・・・
120426
乙女座のユニコーン