「な、ななななななな…」

「なんだよ」

「え、いやこっちのセリフなんですけど…」

なぜかわたしはラディに押し倒されているなう。しかもベッド。おかげでわたしの頭は真っ白パニック寸前だ。

「ごめん…こんなつもりじゃなかったんだけど…」

ミヅキがシーザと話しているのを見て嫉妬しちゃったんだ。申し訳なさそうにこっちを見るラディに、こんな状況にも関わらずキュンときた。…ていうか…嫉妬??嫉妬って今言った??それってまさかラディってわたしのこと……ってまさかね。あははは。

「…好きなんだ」

「えっ」

…そのまさかでした。なんてことだ。まさかの…まさかの両想いだったとは。やばい嬉しすぎる。いまにも涙が出そうなくらい色々な感情がこみ上げてくる。

「わたしも…好き!」

「っあ〜!もう可愛いすぎ!!」

そう言い抱きしめられた瞬間、ラディの匂い、引き締まった筋肉だとか全て意識しちゃって心臓のとこがギュッとなった。…幸せだ。

・・・
110813 / titleメルヘン

乙女座のユニコーン