「クリスさーん!!」

ぎゅっ

「うわっ!…ミヅキ?」

「はい、そうでーす」

ああ今日もクリスさんが好きで好きで仕方がない!!抱きついた瞬間の驚いた顔、わたしだと分かった瞬間の照れた顔どっちも最高にかっこよくてキュンキュンきちゃうよ〜。

「何やってるんだバカップル」

「ジョ、ジョルジュさん」

バカップルだってバカップル!わたしたちやっぱりそう見えるんだよね。クリスさんは恥ずかしそうだけどわたしの顔はニヤけるばかり(だって今わたしクリスさんとベッタベタに甘くイチャイチャしたい!)

「わたしたちラブラブですからねー。ねっ、クリス?」

「え、いやそのおれたちは…」

「顔が赤いぞ。どんだけ照れているんだ」

「いや…誰だって恥ずかしいでしょうこれは」

「クリスは照れ屋さんだからねー」

でもそんなところが好きなんだよね〜。クリスの手をそっと握ればビクッとされた。ちょ…何気に傷つくんすけど…。

「うわークリスひどいよう」

「ち、違…。いまのは驚いただけだ」

「ジョルジュさん、ひどいですよね」

「いや俺はいまお前たちに何が起こったのかすら分からなかったんだが」

「わたしがクリスの手を握ったらビクンってなって挙動不審で」

「だから驚いたんだと…」

「…そうだね、まあわたしもいきなり握っちゃったしそりゃ驚くか。ごめんね」

「……別に嫌なわけではなかったんだ。むしろ嬉しかった」

「…え?」

ここでまさかのデレきたー!!目線は斜め45度の地面を向いて顔を赤くしている姿にまたしても胸キュンだ。もう鼻血でそ…

「だから…悪かった」

からかったのはわたしだからわたしが悪いのに謝るクリス。…なんか申し訳ない。

「わたしこそごめんね」

「いや、俺が悪かった…」

「ううん!わたしが…」

「いや俺が…」

「…お前ら俺がいること忘れてるだろ」

…はい、忘れてました。恐る恐る顔を声のする報告に向ければ額に青筋をたてたジョルジュさんがいました。…やばっ。

「「すいませんでした」」

こんなところで息ぴったりにハモっちゃってるわたしたち。やっぱりナイスカップルということに変わりはない。

・・・
120106 / title 氷上

乙女座のユニコーン