「わ〜!美味しそう!!」
目の前に広がるのはたっくさんの甘い甘〜いスイーツ。ケーキにシュークリーム、アイスだってある。ここはとあるカフェ。わたしと春麗はケーキバイキングに来ているのだ。
「ミヅキ、誘ってくれてありがとうね!こんなにたくさん…夢みたいだわ」
うっとりとした様子でケーキを見つめる春麗は本当に素敵だ。闘っている時の春麗もかっこよくて好きだけど、今の春麗は普通に普通の女の子だ。…とは言っても美人だしスタイルいいしで目立ってはいるけど。
「いやいや、わたしも春麗と絶対ここに来たいって思ってたから大丈夫!」
「わたしケーキバイキングだなんてはじめてよ。ミヅキと来れて嬉しいわ!」
ここまで喜んでくれと誘ったわたしもとても嬉しくなる。やっぱり誘って良かった。闘いに明け暮れる春麗が少しでも今日、癒やされればもっと嬉しい。
にこにこしている春麗はいつもの凛とした感じではなくどちらかといえば可愛いという表現の方がしっくり来るな、と感じた。
「春麗」
「なあに、ミヅキ?」
「また闘いが終わるたび、こうやって出かけたりしようね」
「…もちろんよ!」
この言葉に、だから毎回無事で帰ってきてね。そんなわたしの気持ちが込められているということ春麗は気づいたかな?…きっと気づいてくれてる。だってすごく綺麗に笑ってくれたから。
・・・
111125
乙女座のユニコーン