りーん、りーんと虫の鳴く声。今日もまた陽が沈み、夜がやってくる。
「は〜…今日も疲れたぁ」
着替えを小脇にがらがらと風呂場の扉を開 く。そして固まった。
「……」
「あ?」
筋肉質な背中が目に入ったと思えばそこにたのは同居人のバーダックさんで、彼はゆっくりとこちらを振り向いた。お着替え中だったようで見事な裸体がそこにおられた。
「ミヅキ」
「っうわああ!ごっ、ごめんなさい!」
急いで脱衣所から出て行こうと身を返したら 腕を掴まれて止められる。思わず振り返ってみればバーダックさんが私に迫って来た。
「今から風呂か?」
目の前にあるバーダックさんの顔とすっぽん ぽんの身体。反射的に目を瞑ってしまいなが らこくこくと頷いた。と思えば私は彼に腕を引かれ脱衣所へと連行されるのだった。どうやら一緒に入るみたいで…。
☆。・゜
服を脱ごうとしていたら側でじぃっと視線を 受けて、見ないでと頼んだらふふんと笑みを 見せたバーダックさんは素直に聞き入れてくれた。
「そうだ!バーダックさん、背中流させて下さい!」
「ああ?」
タオルを身体に巻き付けた私の言葉に面倒くさそうないつもの顔でこちらを見る彼を半ば無理やり腰掛けに座らせる。
それからお湯を入れた桶と柔らかなタオルを手に、側にあったもう一つの腰掛けを引っ張ってきてバーダックさんの背後に座る。
広くて大きくて逞しい背中に少しだけ見惚れながら、お湯に浸したタオルでバーダックさんの背中に触れた。
「…んしょ、…どう?痛くないですか?」
「ああ」
なんて、サイヤ人が痛いわけないか。頭の隅 でツッコミを入れながらふよふよと揺るバーダックさんの尻尾に顔を緩ませる。
「バーダックさんの背中おっきいなあ」
「…」
「思いのほか流すのも一苦労ですよ」
「そうかよ」
「…ねぇ、背中触ってもいいですか?」
「好きにしろ」
欲望を堪えられずに訊ねてみたらあっさり承 諾して貰えたので、心置きなく背中に手の平 で触れてみる。撫でるようにして引き締まっ た肌の質感を堪能して、それからこつんと額を当ててみた。
「はぁ…。なんか癒される…」
「……」
頬っぺたを当ててその感触を楽しんでたら、 腕に触れたふさふさとした感触。バーダック さんの尻尾の濡れてぺたぺたした毛の感触に思わず身をよじる。
「ふふ、くすぐったいよー」
まるで尻尾であやされてるような気分。 少し姿勢を崩したらバーダックさんの背中に 胸を押し付けてしまって、ぴくりと尻尾の動きが止まった。
「そりゃわざとか?ミヅキ」
「あ、わわっ!違います!」」
そんなバーダックさんの不穏な言葉に私は慌 てて身を引いた。ブンブンと顔を横に振りな がら彼の隣へと移動して腰掛けに座る。も、もうそろそろ私も身体洗おうかな…!
どぎまぎしながらもなんとか髪を流し終えれ ばキュッと蛇口を捻ったバーダックさんが、 閉じていた口を開いた。
「今度は俺が背中流してやるよ」
「へ?は、恥ずかしい…」
「はん。人のやっといてよくいうぜ」
「……。それじゃあ…お願いします」
バーダックさんの意外な申し出にちょっとだ け躊躇いながらも私は思わずOKをした。この後の展開なんか予想もせずに。
「手加減してくださいよ?私はバーダックさ んとと違って脆いんですからっ」
「分ーってら。」
ぶっきらぼうに答えるバーダックさんが背後 に座るのを確認しながら、私は身体に巻いて いたタオルを外した。わあ、なんかどきどきするなあ。するとタオルではなくて直接バーダックさん の手が背中を撫でて、少しだけ驚きながらも目を瞑る。
「ん…」
優しい手だった。まるで幼児の背を洗うよう なそんな労わる手つき。背中越しでもバー ダックさんの大きくて無骨な手の感触が感じられて心臓がどきどきする。
「チッ…鈍いやつ…」
「へ?」
「…お前は背中まで柔らかいのな」
「よ、余計なこと言わないで下さい!」
「いいんじゃねえの?女らしくてよ」
突然嬉しいことを言われてどきっとする。い つもはガキだとかこのお転婆娘が!だとかそ んなことばかり言われているから、まさかの 言葉に私は顔がにやけてしまう。どうしよう、うれしい…。
「…」
「…」
「…」
「やけに口数が少ねぇじゃねぇか」
「うん?きもちいですよ。バーダックさん」
「……」
暫くしてからふとバーダックさんの手が止 まって、瞼を開けたと同時に逞しい両腕が前に回ってきた。
「えっ?ええ!な、なにっ?」
「やべぇな…」
「へっ…?」
耳元に顔を寄せてきたバーダックさんの声が 吐息と共に直にかかる。ぎゅっとしてくる両腕が胸に寄せられて顔が熱い。
「ちょっとバーダックさん!こんなところで 止めて下さいっ…!」
「野郎と風呂に入って、こうなることが予想できなかったとでも?」
できなかったっていうか思ってもみなかったというか…!思わしくない展開に顔をしかめていれば、バーダックさんの腕が確信的に胸に押しつけてきた。
「ッ、バーダックさんのえっち…!」
「へっ、今さらだ」
聞こえてくるいやな笑い。私が身をよじる前 に首筋をぺろりと舐められた。
「ひっ…!」
ゾクゾクと背筋が粟立ってバーダックさんの 腕の中で背中を反らせてしまう。そんな私を脇から腕を差し込んで抱き寄せて 密着させると、後ろから胸を覆われた。
「やっ、あ…、ん…!」
大きく揉まれたかと思えば今度は緩く小さ く、まるで感触を楽しむみたいに緩急をつけ て胸を揉みしだかれる。 口を手で抑えながら必死に声を抑えた。膝の上のタオルが床に落ちる。
「声抑えなくてもいいんだぞ?」
「外に聞こえちゃ、う…!」
「心配すんな。この家には俺とお前の二人だけだ」
「だからって…っ!」
目を開けば後ろから攻められる私の姿が映っていて恥ずかしさに目を背けた。 バーダックさんの指が突起を摘まんで思わず 声が漏れてしまう。
「んんっ、」
「まぁ、すぐその気になるさ」
耳を唇で噛まれながら舌で中を舐められてき もちよくて抵抗の力が弱まっていった。バー ダックさんの告げた通り、下がじんわりと濡れてくるのが分かる。
「う…、っあン、…っはぁ、ばだっ」
バーダックさんの手に自分の手を重ねて振り 向く。私を見下ろす黒い瞳、バーダックさん はすぐに唇を重ねて来た。ちゅっと啄ばみな がら離れ、舌を差し込まれる。
「んう…っ、ちゅ、あむ…」
「ちゅむ、っは…」
息が乱れる事なんてお構いなしに舌を絡め あったり唇を吸いあったり、むちゅむちゅと 空気を含んだ音がすごくいやらしい。
「…あっ、う」
密着し合う私の背中とバーダックさんの胸と お腹。お尻の辺りに感じる違和感は、きっとバーダックさんのそれなんだろう。
胸に触れていたバーダックさんの手が片方、 私の秘部に触れる。一度そこを撫でると浅く 入り込んで来た。
「っひぁ…!バーダックさ…んっ」
浅くなる息。体が熱くって仕方ない。 霞む視界にバーダックさんを捉えながら私は 誓った。
「(もうぜったい一緒にお風呂は入らな い…!)」
20130913 ゆあちゃんへ、遅くなりましたがハッピー バースデー!でございましたっ(*^^*) ヘンタイなバーダックさんというより、えっちなバーダックさんでした!(笑) こんなものでもよかったらゆあちゃんのみお持ち帰りしてやって下さい!これからもよろしくお願いします!//// [D:65535]
美都ちゃんんん!こちらこそ素敵なバーダックさんありがとうですううう//えっちなバーダックたんごちそうさまです。こんなドキドキしてR指定を読んだのは初めてです(キュン)こちらこそ仲良くしてやってね!最高の誕生日ですううう!
乙女座のユニコーン