「ウッソくーん!」

ぎゅううっ

「な、ななななな…!」

「ウッソくんだいすき!いい香りするし…美月ちゃんどうにかなっちゃいそう」

「え!え、っといや、ええええ!?」

顔を真っ赤にして何がなんだかわからないといった表情をしているウッソくん。そんな表情も可愛い。もう可愛いとしか言いようがない。ああ可愛い。やばすぎる。

「きみはわたしをどうしたいんだ…?」

「そ、それはこっちのセリフですよ!」

わたしの胸の谷間から見上げるウッソくんの目は涙目。ああ、もうわたしったらこのままだと危ない行動をとってしまいそうだわ…!

「落ち着け、落ち着くのよ…美月…!(ブツブツ)」

と、とりあえずウッソくんを一度離そう。じゃないとわたしの理性は…ぷっつんきてしまいそうだから。


…ん?手を離したのにウッソくんはまだわたしの胸の中。なんとウッソくんがわたしの背中に腕を回していたのだ。

「う、うっそくん…?」

「あの、その…もう少しこのままでいたいんです」

顔を真っ赤にしてぎゅっと何かをこらえるようにそう言うウッソくん。わたしはあまりの可愛さに失神しそうだった。

130213

乙女座のユニコーン