今日はだいすきなデュオくんとのデートだ。最近はデュオくんのジャンク屋が忙しかったみたいで、1カ月ぶりくらいに会うことになるのです。久しぶりに会える、そのことで調子にのったわたしは彼のためにパウンドケーキを作ってみた。見た目も味も自分でいうのもなんだけど…なかなかいいんじゃないだろうか。これを渡したらデュオくんはどんな反応をするんだろう。喜んでくれるかな。


というわけで…

「デュオくん、これ作ったんだけどあげる」

会って早々わたしてみた!

「これを俺に?」

少し驚いた様子でわたしからピンクの袋を受けとるデュオくん。どきどきする。

「サンキュ。大事に食うよ」

顔をほんのりと赤くし、頬をポリポリとかくデュオくんを見て安心した。良かった、喜んでくれたみたい。でも、どうせなら…

「ね、いま食べてみてくれない?」

やっぱり食べた感想もすぐに聞きたい。

「え、今か?!」

「だめかな…?」

「いや!だめとかじゃねえんだが………。まあ食ってやらんこともない」

「ありがと〜!」

思わずデュオの手をにぎる。「ばっ、何手握ってんだよ!」なんて言うからごめんって言って離したら嫌なわけじゃないって慌てていた。デュオって普段は素直なのにわたしといるときだけ照れ屋でツンデレぽくなって…すごく可愛い。

「うえへへへへへ」

「な、なんだよ気持ち悪い笑い方して」

「デュオたん可愛いなって思って」

「な……!」

か、可愛いくねえよ。そう言いさらに顔を赤くするデュオはやっぱり間違いなく可愛い。元々の顔立ちのこともあって…ほんとに女の子みたい。

「で、ケーキ食べてみてよ」

「…おう」

「おいしいかな?」

「あぁ、美月って実は料理できたんだな」

「でしょ!わたしと結婚したら毎日作ってあげるよ」

「け、けけけけ結婚?!」

「なに、嫌なの?」

「嫌なわけねぇだろ!!ただ驚いただけで………」

「ほんと!?ならプロポーズ待ってるね」

「な、ななななな…!」

あーだうーだ唸ってるデュオを見て少しいじめすぎたかなって思った。なんか焦ってるデュオが可愛いくてついついやりすぎてしまうときがあるのだ。ごめん、そう謝ろうとしたとき

「…もう少し大人になったらな」

「えっ!」

「さすがに今のままだったら苦労かけちまうだろうから…」

「デュオ…」

そういうデュオの声はどこか震えている気がした。けど、さっきのような慌てぶりはなくて落ち着いてみえた。いつもと違うデュオと、セリフにどきどきがとまらない。

「…やっぱりわたしデュオ大好きだな」

思わずぎゅっと抱きつくと驚きながらも受け止めてくれて、頭をなでてくれた。その手がとても優しくてわたし本当にデュオのことが好きなんだなってあらためて思った。

「プロポーズ、そのときはしてくれるんだよね?」

「おう!楽しみにしてろよ」

照れ屋で可愛いデュオだけど、今みたいにかっこいいときもあるからほんと困る。どんなデュオも素敵だからわたし首ったけです。大人になったらプロポーズ絶対してよね。わたし楽しみにしてるから。

「ぎゅううううう」

「ちょ、おま!いつまで抱き着いてるんだよ!(む、胸が…)」


なんてデュオが葛藤していたことをわたしは知らずしばらくくっつきぱなしでした。

お砂糖まぶした恋心
title バニラ(130910)

マシュ麻呂さま!お久しぶりです(*^^*)
今回はわがやの企画に参加してくださってありがとうございました。
ツンデレなデュオというより挙動不審なデュオになってしまってるかもです…。
でと最後は真剣な表情をさせてみました(笑)
ではでは!企画のご参加ありがとうございました。
またTwitterでも絡んでやってくださいな(^o^)!

乙女座のユニコーン