世界観
―…それは嘗て、混沌に堕ち闇の呪いをその身に受けし者達。
多種多様な種族が生きる世界には闇に堕ちた種族も存在した。彼らは抑えられぬ殺戮衝動をその身に宿し、狂った様に新鮮な血を求め悪夢を見せる血塗られた種族ハマサイド…ヴェルはその中でもハマサイドの起源とされる王家セスラの次男として生まれる。
ある時、次期王家跡取りのヴェルの兄リードルが何も告げず突如、姿を消した。誰よりも可愛がっていた幼い弟ヴェルを屋敷に残したまま二度と兄が戻ることはなかった…やがて両親は自らの狂気に溺れこの世を去り、ヴェルが王家を継ぐ事になった。
月日は流れ、青年となったヴェルは崖上に建つ屋敷に1人で住んでいた。しかし何を想ったのか、彼もまた兄の様に屋敷から姿を消した。