それは、在りし記憶の欠片
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    歪んだ少年

    あのさ僕、まだ全然足りないかもしれないけど…一生懸命頑張ったんだ、頑張ったんだよ!ほらっ、良い成績取ったんだ。ちゃんと僕、一番になったよ!見て見て、皆勤賞も貰ったんだ!僕、立派な人になる為に真面目に頑張ったんだよ!

    だから…だから、ねぇ…またあの時みたいに褒めてよ、僕をちゃんとみてよ。凄いねって、ただ僕を見て笑ってよ、どうして、何も言ってくれないの?どうして、僕が怪我しても誰かと楽しそうに笑っていられるの?どうして、僕を押しつけ合ってるの?

    『あんなの知らない』

    …僕が駄目な子だから?僕が嫌いなの?僕は要らない子なの??どうして…どうして、どうしてどうしてどうして!!!どうして、僕は…ぼくは、俺は…俺は頑張ってきたじゃないか。良い子になって勉強も沢山頑張れば、また俺を見てくれる、きっといつかまた笑い掛けてくれるって…思ってた。

    あぁ…俺が生きようと死のうと、あの人達には無意味なモノだったんだ。結局、何も変わらない。きっとあの人達に俺は価値が無いんだろう…なら、もう全部要らない、こんなモノ要らない。壊れてしまえばいい、俺も世界もあの人達も壊れたらいい…全て壊れてしまえ。

    『お前等なんて俺の親じゃない』


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