黒薔薇について
追記にて黒薔薇完結についてまずはじめに黒薔薇を読んでいただきありがとうございます。
特殊な夢でハッピーエンドでは終わりませんでしたが、主人公にとっては一番幸せなエンディングではないかと思います。
だったのですが、GERBが発売してしまい幸せなエンディングとは言えなくなってしまいました。
GE2当初はまさかジュリウスが救済されるとはおもわず、また続編が発売されるとはおもわなかったので最初からこのエンディングで話を考えていました。
それがまさかの続編発売&完全救済
ファンとしてはジュリウス救済はとっても嬉しかったのですが、黒薔薇どうしようと頭を抱えることに
このまま救済エンディングにするべきか迷いましたが、作中のラケル先生のセリフの通り、救済された世界では主人公は救われないため当初の予定のまま終わらせることになりました。
あのままジュリウスと主人公が救われれば、二人が兄妹だと知られるのは時間の問題。そうなったら二人の関係は昔のままではいられなくなります。
さらにジュリウスの性格上、妹と自覚すれば真面目なジュリウスは側にはいられないと思うんですね(これは想像ですが)
兄妹と知れば一緒にはいられない。というか必ず別れるしかなくなります。
だからこそ外界から切り離された螺旋の樹こそが主人公の楽園(作中表現はしませんでしたが、ジュリウスは原作通り戦い、主人公はジュリウスを待って眠っている)それがこの作品の綺麗な終わり方になりました。
タイトルは黒薔薇の花言葉「永遠」「決して滅びることのない愛」「貴方はあくまで私のもの」からです。
読んでいただいた方に何かが残れば幸いです。
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