▼幼少期に映画の濡れ場を見た
ずっと前に途中まで書いてた幼少期の話が出てきたので本当に途中までですが…
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それは二人で映画を見ていた日、丁度君が席を立った後のこと。
映像の中の二人が、服を脱ぎはじめた。そして見たことのないような濃厚な口付けをした後、ベッドに沈んでいった。
身体を舐めたり、吸ったりしていた。何のためにしているのかはわからなかった。けれど、それが大人が二人だけでする秘密の行為ということだけは、なんとなくわかった。
「…こ、れは、何をしているの?」
真横から声がして、君が戻ってきたことを知る。画面に集中してすぎて気配に気がつかなかった。
「うわ、ちょっと、見えないよ」
「み、見ちゃダメ…!」
僕は咄嗟に君の視界を両手で覆った。なんとなく、君には見せてはいけないような気がしたからだ。
「なんでダメなの?」
「だ、だって」
「リオばっかりずるい、わたしも見る…!」
気が緩んだ一瞬で一気に腕を退かされる。仕方なく画面に向き直ると、二人の行為はさらに進んでいた。男性が女性に覆い被さって、二人で声を上げていた。
「…何かしてるのかな?」
「下かな?毛布でよく見えないね」
「苦しそう?」
「重いのかな?」
何をしているのかは全くわからない。けれど、何故か目が離せなくて、それから、
「…ねえ、リオ」
「なに?」
「なんか、身体、変かも…」
君が不調を訴えるのと同じで、僕も身体が熱くて、頭がボーッとするようだった。
「僕も、変かも…」
「あ、ここ、おっきくなってる」
「えっ」
君が見ている先は、僕のズボン。いつの間にか勃起していたらしく、股間が膨らんでいた。
「もしかして、ああやってここに何かしてる、とか?」
「そう、なのかな?よく見えないし…」
「じゃあ、やってみる?」
「…やってみる」
君をソファの上に寝かせて、その上に跨った。
「どうせなら最初からにしよう」
「最初?私見てないよ」
「僕がやるから、合わせて」
僕はまず、君の服に手をかけた。すぐに抗議されたけれど、映画では服を脱いでいた、と話せばすんなりと聞き入れてくれた。シャツのボタンを外して、スカートを脱がせて、下着も全部取り払う。そこまですると、今度は君が僕の服に手をかけた。シャツのボタンを外して、ズボンのチャックを下げると、大きく膨らんだ竿が頭を出そうとするほどになっていた。下着を履いたまま竿を撫でるものだから、ダメ、と言って手を止めさせて、自分で下着を下げて、ズボンごと床に放り投げた。
その状態で、僕は君に口づけた。最初は唇に触れるだけ、そして次は、舌で唇を舐める。
「え、え、何」
「口の中に入れるの。噛まないようにして」
とはいえ、舌が相手の口の中に入ったのが見えただけで、何をすればいいのかはわからない。なので思いつく限りのことをした。歯の表面や裏を全体的に舐めて、そして君の舌に絡ませた。動かす度に唾液の音がして、もっとしたい気持ちが高まる。口の端から唾液が漏れるのも厭わないまま、貪るように舌を絡ませた。
「はあ……く、るし…」
唇を離すと、端から溢れた唾液が勿体無いように思えて、垂れてしまった場所をなぞるように舐めた。その真似をするように、君も僕の口の端を舐めてくれた。
2020/08/02