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呟きコピペ多め

シリーズ関連 それ以外

▼ジェミニafter

二人暮らしはじめてすぐくらいの話。
3つくらいかけたらいいなーと思いつつ
なぜか真ん中の話が先に思いついたので…先にシリーズの中に置いてもいいんですが一応こっちに。
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「リオ、あがったよ」
「ああ、僕もそろそ…ろ…!?」

目の前に飛び込んできたのは、髪は濡れたままで、身体をバスタオル一枚で隠しただけの君の姿だった。身体を拭いて服を着てからここに来たものとばかり思っていたから、突然の刺激にどう対応すればいいのかわからなくなった。

「ど、どうしたんだその格好は」
「ごめん、着替え持ってなくて…何か代わりになるものとか借りてもいいかな?」

家の中だったから良かったものの、村にいた時までこうだったのかと思うと心配になった。

「あ、ああ、用意する」

そうは言ったものの、どうしても手が震えて力が入らず、うまく引き出しを引くことができなかった。ようやく引き出しの中身が見えるくらいになった頃にはもう数分が経ち、だいぶ焦っていて、すぐに一番上にあったシャツを引っ張り出して、君を見ないようにして差し出した。

「こ、これを…」
「ありがとう」

直後、布が落ちる音がした。嫌な予感がした。恐る恐る、君の足元を見てみると、予想通りバスタオルが足を囲むようにその場に落ちていた。まさか本当にこの場で着はじめるとは。絶対に見てはいけないと、強く目を閉じた。…本心を言えば、見たくて仕方がないのだが。

「わ、すごい」
「え」
「大きいね、リオの服。これ一枚で大丈夫そう」

その一言で気がついた。そもそも下の服を渡していないじゃないか。

「すまない、下も用意する…」
「いいよこれで、動きやすいから。ありがとう」

ふと、君に目を向けてしまった。僕の服を着た君の姿がしっかりと目に入ってしまった。服の肩幅が足りず首元が大きく開き、シャツの下から白い脚が伸びているのは、僕のシャツ以外に何も着ていないことを如実に表していた。
僕の服を着ている、ただそれだけなのに、その姿がまさに、君が僕のものになった象徴のように思えてしまって、

「…シャワー、浴びてくる」

興奮を抑えられなくて、逃げるように部屋を出た。そのまま服を脱ぎながら早足でバスルームに向かい、扉を閉じた。
そして気がつく。いつものバスルームなのに、いつもとは違う。君の匂いがする。その蒸気が纏わりつく。君がさっきまでここで身体を洗っていたと、肌で感じる。間接的に君に触れている。それどころか、この場に君がいるような気がしてくる。そう思うと、まるで君が今朝冗談で言ってくれたように、ここに一緒に入って身体を洗ってくれているように思えてきた。
君が、僕の身体を洗うために触れてくれるのを、ほんの少しだけ想像しただけなのに、君と違う形をした僕の下腹部のそれは既に大きく反り返って、君に触ってほしいと主張をしていた。

「…っふ、ぅ…」

耐えきれず、僕は夢中で扱いた。
これからは、君と一緒に入ることもできるのだろうか。そうしたら、君が僕の身体や、大事なところもいっぱい触って、洗ってくれるのだろうか。それなら僕が君の身体を洗って、中は僕ので綺麗に擦ってあげて、奥にいっぱい出して、その後は、ベッドで続きをしたい。これからはそんな日々を過ごしたい。毎日だって、君と、たくさんしたい。

「っあ、あぁ…!」

射精して頭が真っ白になった後、早く君と一緒に入りたいと、強く思った。

2020/08/03

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