「ネズ、俺は何か悪いことを言ったか?かわいいと伝えたはずだぞ」
「そうですね。ただ使い方というか使い所を完全に誤っていましたが」
「そんなことがあるのか!?ああ…ナナシが完全に拗ねてしまった…」
「残念でしたね。お前には難易度が高え言葉のようで」
「また家出してしまう…」
「(こいつ家出されとるばい)」
「ダンデくん、またナナシ怒らせちゃったみたいね」
「よく考えもせず『似合っててかわいい』とか言ったんじゃない」
「だろうなあ。あーあ、落ち込んじゃって」
「ま、ナナシのことだからお腹いっぱいになったら許すでしょ」
「そーだね」
「モコモコしてて、ウール―みたいじゃなあ」
「あんなセーターでもかわいいのは、彼女くらいのものですね」
「ん?そうかい?なかなか良いデザインじゃないか」
「カブさん!?」
「ボクもサイズがあるなら着てみたいですねえ」
「ヤローさん!?」
「ナナシのやつ腹減ってたんだな」
「ヨクバリスになってるんだぞ」
「でもよ、ああやって頬張ってるのかわいくねえ?」
「それは、まあ…」
「口についてるクリーム、舐めてあげたくなるよな」
「それは、まあ…ってキバナさん!」
「まったく。バクバク食べて、マナーの悪いヨクバリスですね」
「だってお腹空いてるんだもーん。どーせヨクバリスですぅー」
「ああもう!口元拭くからじっとしてなさい!」
「んむ(ビートって意外とおかあさんだよね)」
「小僧は相変わらずピンクじゃないか」
「ポプラさん!」
「(来年はデリバードになってやらあよ)」