「緑色は苦手」
「野菜食べろよ…」
「ホップ、あーん」
「お、俺に押し付けようとしてもダメだぞ!」
「この間は食べてくれたのに」
「甘やかすのはよくないってユウリに怒られたんだぞ」
「ユウリ…!なんてことを…!」
「はいはい。私があーんしてあげるから、ちゃんと食べようね?」
「ええー…」
「どうしてピーマン嫌いなの?」
「だって苦いし、エグみあるし」
「理由が子供なんだぞ…」
「(今の見た目は)子供だもーん」
「ほら。一思いにパクっとしようね?」
「ユウリって意外と厳しいよね」
「大事に思ってこそだよ。はい、あーん」
「ぐぬぬ…(ええい!食べてやらあよ!)」
「よくできました〜」
「(にっが…!これ絶対ピーマンという名の何かだよ)」
「そんな涙目になるほど苦いか?」
「(苦いよ!あたしの知るピーマンじゃないよ!)」
「はあ…なんとか飲み込んだ…」
「がんばったね!じゃあ次行こっか」
「え゛?」
「まだあるよ?」
「やだー!」
とある日のランチにて。