真夜中パニック 4


「ダンデさんのおばかあ〜〜っっ」

ペチペチと非力な抗議を繰り返すナナシに、ダンデは何度目かわからない溜め息が出そうだった。

かわいすぎる。
かわいすぎるったら…かわいすぎる。

これ以上の言葉が出てこない己の語彙力を、今更ながら彼は恨んだ。

「何をそんなに怒っているんだ?」

ダンデはこれまで(一部例外を除き)、ナナシの涙というものを目撃したことはなかった。
といっても彼女自身は泣かないことを信条としているわけでなく、
意外にも悲哀や憤怒といった負の感情をコントロールすることに長けていたのだ。

「だってっ!そんなの、飲んだらっ!」

ところが、あまりにも理解を超えたこの事態は流石に太刀打ちできないらしい。
寝室で一度泣き出してからは、止まったかと思うとグズグズし始める。
見た目以上に幼いその様子は庇護欲を掻き立てるに充分だった。

「ナナシだっていつも俺のを飲んでるじゃないか」
「〜〜ダンデさんのは本物、なんだからぁっ!」

自分のこれは全く得体が知れないのに。
毒になるものだったらどうするんですか。ダンデさんのバカ。

こんな内容を、嗚咽混じりに訴えてはポカポカと叩いてくるナナシ。
助けてくれ。切実にダンデは願った。
混乱しているナナシはかわいすぎて…かわいすぎるったら、かわいすぎる。(語彙力)

「お前の毒なら喜んで飲むさ」
「……そういう話じゃ、ないですっ…」

ダンデの言葉に目を見開いたナナシは勢いを無くして大人しくなった。
まだ涙ぐんではいるものの今度こそ落ち着いてきたようだ。

「言っただろう。心配するな、何も変わらない」

目尻に、頬に、耳に、首に。
ダンデはキスを落としながらゆっくりとナナシを一糸纏わぬ姿へ変えて行く。
いつもより柔らかな手付きで。

「お前は俺のかわいい奥さんだ」

小柄で華奢、肌も真っ白く、美しい少女。
その見た目に反して、ムッチリとした発育の良い身体。
そこにあるはずのない男性器がそそり立っている、歪な光景。

「あ…っゃ、み、見ないでくださいっ…見ないでよお」

いつもなら挑発的な彼女の、半泣きでイヤイヤするその姿。
プツン、と我慢の限界が超える音をダンデは聞いた。

「え、あっ♡ ま、うそ、まって、まってくださいっ♡」
「無理だ」
「あ、だめ、まっ…〜っ゛っんあああぁあああ゛〜っ♡」
「っ、は…♡ ぬるぬるで一気に奥まで入ってしまったな…♡」
「んひぃ♡ おっ♡ おく、だめえっ♡ だめ、っっっおぉっ♡♡ お、んほぉっっ、あ〜♡♡」

挿入後も珍しく逃げようとする細い腰を掴んで、ごちゅん♡と強く叩きつける。
一瞬で快楽の虜になったナナシの子宮口を数回突けば、あっさりと絶頂を迎えた。

「もうイッたのか♡ 今日は早いな♡」
「あひ♡ あ、ぁぁぁ〜…♡」

余韻に浸る姿を眺めていたら、例のペニスもぴくぴくと反応している。
ダンデもナナシ本人も気付かなかったが、どうやら射精したらしい。
鈴口からとろとろ♡と蜜を零すかわいらしいサイズのソレにゾクゾクする。

「ナナシ♡ お前のかわいいおちんちんだぜ♡」

徐に、ダンデは繋がったままナナシの膝裏を思い切り持ち上げそう告げた。
すると彼女は息を呑んでぽろりと涙を零す。
ただしそれは興奮によるもの。扇情的なだけだった。

「あ、あああっ…♡ いやあ…っ♡ いやあっ♡」

ダンデの男根を咥えこんでいる自分の秘部。
本来あるはずのない、だらだらと涎を垂らして悦ぶペニス。
いわゆるまんぐり返しの状態で、ナナシは嫌という程その卑猥さを自覚させられる。

「こうすれば、おちんちん慣れるだろう♡」
「あっ、んゃああぁあ♡ おちんちんいやぁ♡ そんなのいやあ〜っ♡♡」
「嘘をつくなっ♡ えっちなお汁が出てきてるぞっ♡」
「お゛っっっ♡ お、んおっ゛…ぉおおっ〜っっ゛♡」

首を振って否定しようとするナナシに、すかさず真上から肉棒を振り下ろす。
一切の動きを封じられた彼女はただただ声を上げるしかない。

「ほら、こうして触ってやるんだぜ♡」
「あああ゛ああああ〜!?♡ らめ、さわっちゃらめぇ゛ぇえっ!♡♡」
「ぐぅっ…こらっ♡ 締めすぎだっっ♡」
「んぉ゛おおおっ♡ ぁああああ゛ぁっ、いく、いっ゛くぅううう♡」

腰を打ち付ける度ぺちん♡ぺちん♡と揺れる頼りない陰茎。
乱暴に扱いてやると急激にナカがうねり、ナナシから悲鳴が上がった。
最早ダンデの言うことも聞こえていないようで、迫りくるエクスタシーだけを待っている。

「っナナシ♡ おちんちん、びゅーびゅーするぞ♡ ちゃんと見ていろっっ♡♡」
「い゛やああ゛ああああっっ、い゛くぃくいく゛うううぅぅうう、っあ゛〜〜!♡♡」

どすん♡♡と形の良い尻に座り込む勢いのピストンを繰り返し、ダンデもナナシと共に果てた。
彼の肉棒を散々に受け入れてきた彼女の膣も、喜んで精を搾り取る。
一滴残さず飲ませてやろうと、ダンデは荒い息のまま子宮に亀頭を押し付けていたのだが。

「あ、う…♡ おちんちん…♡ しゃせえ、しちゃった…♡♡」
「……」
「ナナシ…おんなのこ、なのにぃ…っ♡」

ダンデにそのつもりはなかったものの、びゅくびゅくっ♡と放出された彼女のソレは重力に従うわけで。
結果的にセルフ顔射というド変態行為をさせられ、ナナシはスイッチが入ってしまったようだ。
自分の出したモノで顔をべとべとに汚しながら、瞳にはハートを浮かべ嬉しそうにしている。

「…今度は飲ませてやるっっっ♡♡♡」
「っへあ゛ぁああああぁ゛あ♡♡ まら、いっ゛てりゅ♡♡ 〜っ゛おっんぉぉ゛♡ ぉちんち、い゛ってる゛ぅ゛っっ♡♡♡」

マゾメス嫁に煽られて再びプッツンしたダンデは、身体を更に折り畳むよう伸し掛かる。
ナナシの身体がとても―――幸か不幸か、とても柔らかいのが運の尽きであった。
もっとも、その柔軟性でこれまでにも無茶な体位を色々させられているのだが。

「このかわいいお口に出せっ!♡ ぅ、っ…!♡ ナナシ、一緒に!♡ 一緒に射精するぞっ!♡♡」
「いゃぁああぁ゛ああああ゛、せえ゛しくりゅ゛うぅぅっ゛っ♡♡ んぉ゛っ、しゃ゛せぇとま゛んにゃ゛♡♡ ぁ゛ぁぁらめ゛ぇぇっ゛っっ♡♡♡」



翌日。
バトルタワーでは、目の下にクマを作ったご機嫌なオーナーが目撃されたとか。



2021.05.02