「テント張るの難しくない?」
「全然難しくないぞ」
「キミのご主人は“ぶきよう”なのかな」
「彼女は何でもできるよ!だってボクのマスターだもの!」
「その自信はいったいどこから」
「よし、今日はここまで。ヌメた、ウールー、遊ぼ」
「ここまでって道具広げただけだぞ!?」
「クッ…ヌメた、ンメラッ!」
「技当てて逃げようとしてもダメだからな!」
「あっ、ボクを呼んでる!みずでっぽうだ!」
「ええええちょっと待ってよ!あれはキミのご主人が悪いから!」
「なんだよ!ボクのマスターが悪いっていうのか!?」
「いや悪いでしょ!テント張る練習するって言い出した本人だよ!?」
ヌンメ!ンメ゛リャア!?
グメメ!ヌモッモウ!?
「ヌメたとウールーが喧嘩し始めちゃったよ?」
「どうせヌメたが庇ってるんだぞ。ほら、練習練習」
「ホップもたまにスパルタ」
「ちょっと待って!練習再開したよ」
「……」
「僕たちも大人しくしておこうよ」
「…わかった」
「できたー!」
「よし!上出来だぞ!」
「しまうのもったいないなあ…初の記念としてキャンプしよう」
「庭で?」
「上手にできてるじゃない」
「当然さ!だってボクのマスターだもの!」
「はいはい」
「おばさんに許可もらったし、今日はここで野宿です」
「オレん家の庭だけどな」
「ホップも一緒にテントで寝よ?」
「え!?」
「ダメなの?」
「べ…別に、ダメじゃないけど…」
「すーぐ顔赤くしちゃって!ボクのマスターだぞ!」
「何の対抗心?」
「ヌメた、今夜はお庭で過ごそうね〜」
「もっちろ〜ん」
「(キミも顔赤くなってるよ)」
とある日のキャンプ(庭)にて。