「そろそろ行こっか!」
「はーい。ヌメたくん、行きますよー」
「……」
「ヌメた?」
ヨジヨジ イソイソ ピタッ
「……」
「……」
「……」
「……(なにこの沈黙。ヌメたは博士の前でジッとしてるし、どうすりゃいいのさ)」
「他にも何かご用かしら、ヌメた」
「…ヌンン」
「?」
「ヌンメラ、メリャラーラ」 ペコリー
「ぶっっ…!!(ヌメラのお辞儀…!)」
「メァ゛!?」
「ヌメたはお辞儀もできるんだね〜!偉い偉い」
「ラー♪」
「感謝の気持ち、大事に頂いておきますよ」
「ヌンッ」 フンスッ
「うぷぷ…!っと、笑ってる場合じゃない!電車の時間!」
「それ早く言ってくださいよソニアさん!ヌメた、悪いけどハウス!」
「メリャア!?」 パシュン
「おやおや。慌ただしい旅立ちだこと」
「すいません博士、失礼します!ありがとうございました!」
「…行ってしまったわね」
『リャッッヌメリャ!ヌメメンメ、リャーメンラ!!』
謎の行動をとるヌメラ
『赤くないねがいぼしかあ。こっちの方がレアじゃない?やりましたねヌメたくん、幸先いいですよー』
普通でない価値観のトレーナー
「…本当に不思議なコたち。あなた方を待ち受ける多くの出会いが、素敵なものでありますように」
とある日の旅立ちにて。