「ぅ〜……」
「やっぱり風が強いな」
「ガイア先輩、ぎゅーして」
「ああ。ほら」
「♪」
「セシリアの花、きれい」
「そうだな。だからお前に見せてやりたかった」
「でもナナシ、ドドリアンがすき」
「へえ?」
「ガイア先輩の花だもん」
「…フフ、良い子だ♡」
「それにしても、お前は相変わらず小さいな」
「ちいさい?」
「こうするとすっぽり隠れちまう」
「ナナシ、これすき。あったかい」
「じゃあ“ちゃんと隠して”おかなきゃな?」
「うん」
「お前も“ちゃんと隠れて”おくんだぜ?」
「???うん」
「よしよし♡ 良い子にはご褒美だ」
「りんご!」
「あーん」
「ぁむ…むぐ……」
「……」
「ガイアとナナシ、すっごくイチャついてるぞ!外だといつもあんな…空?」
「いや……(誘導に餌付け…ってうわっ!俺たちに気付いてる!?)」
「オイラもお腹空いた…」
「鹿狩りに行こう。二人の邪魔しちゃダメだ」
「そうだな!今日のオススメが楽しみだぜ!」
「(あんな遠くからも牽制するガイアって…)」