ハイキューごちゃ - 春風
粗筋色々

美人だが、外見以上に、飄々として掴み所のない気だるい印象と、独特の喋り方が女っぽく、男子に人気。基本的に気さくな性格。


「すみません、練習中に失礼します。一年の日向翔陽って、ココにいますか?」


「アレ… ##NAME1##?こんなトコでどーしたんだ?」
「あ、いたいた」



「日向、あなた今日提出の国語のノート出してないでしょ。小野先生が怒ってらっしゃったわよ」
「げ?!うわ、忘れてた!!ヤッベー!!」
「この前の中間の結果、とっても酷かったんでしょう?私もさっきたまたま耳にしたんだけど、このままだとあなた明日またガミガミ怒られちゃうでしょうから、一応忠告に来てあげたの」

「でも、練習中にごめんね」と続けた彼女に、「ううん、俺の方こそサンキューな!」と日向は笑った。



「もう、日向ってホント落ち着きないわよねぇ」
「だ、だって!忘れてたモンは仕方ねーじゃんよー!」
「ノート、どこに置いてるの?」
「えぇっと、確か… あ、ヤベ!机の中に入れっぱなしかも…」
「なら、私が出しといてあげるわ。部活もなんだか途中みたいだし」
「えっ?!それは悪いよ!!」



「日向、それは自分で行って来い。その子にも悪いだろう」
「あ、本当に気にしないで下さい。私、まだこれから職員室に用事があるので」
「いや、でも…」
「大丈夫ですよ。私は帰宅部ですし、大した予定もないですから。部活、頑張って下さいね」


「でもさ、##NAME1##に預けるとかしたら、ソレって逆に小野先生怒らねーかな?」
「大丈夫、小野先生にも私が上手いこと言っといてあげるわ。私がお喋り上手なのは日向も知ってるでしょ? …それに――」

いいスパイク、見せて貰ったお礼よ。
そう言って眦を下げて微笑んでみせた##NAME1##に、日向の表情はパアァ…!と輝き、その頬を見事に紅潮させてみせた。


「##NAME1##、ホントにサンキューな!!あ!今度お礼に奢るから、またこの前みたいに一緒にパプコ食おう!」
「はいはい、楽しみにしてるわね」

部活中に失礼しました、と軽く頭を下げて挨拶をしたその女は、最後に日向に「部活、頑張ってね」手を振り体育館の重い扉を閉めた。「おーよ!!」とそれに返した日向も、満面の笑顔で手を振って彼女の背中を見送る。

「「…… 」」

当然、その直後の体育館内は嵐に包まれる訳で。


「」

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「あら、翔陽」

「確かバレー部だっけ」

「私はこれから帰るとこ。国語の小野先生に捕まっちゃっててね、雑用任されてたの」

「ホント、なんでこの私がしなくっちゃいけないのよ。忙しいって言ったのに、全然聞き入れて貰えなかったわ… 」


オマケにもいつの間にかもうこんな真っ暗になってるし…。そう言って眉を顰めてみせたその女子生徒に、日向は何でもないことのように「なら、送ってってあげよーか?」と言ってみせた。


「大丈夫よ。翔陽って山越えして来てるんでしょ?今から私送ってたりしたら、夕飯遅くなっちゃうわよ」

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春風