(1 / 6)  (慰安旅行にいきたい夢主と過保護兄様)

「慰安旅行?現世の海で?」

「はい、卯ノ花隊長の提案で。」

「まぁ…」

「それで皆さんと水着を買いに行くという事になりまして。…真由美様、今日のご予定は…」

「ありません。」

「では一緒に行きませんか?」

「んー…まぁ、たまにはいいわよね、ネム」

「はい、真由美様」



ほのぼのと流れる空気を切るように襖が開く。



「待て」

「あら、白哉様」

「真由美、お前はコレを着ていくといい。」

「これは…」

「女とてお前の肌を見せるのはまかりならぬ。私が選らんだコレを着ていけ」


真由美は白哉に渡された水着を見る。


「………あの…白哉様…」

「なんだ」

「これは…ちょっと…流石の私でも、恥ずかしいのですが…」

「何故だ。その水着は肌を隠せて尚且つ体温を奪われないらしい。一石二鳥ではないか?」

「ですが…この水着…いえ、これは水着ではなくウエットスーツなんですが…」

「そうなのか……だがそれが何だ?」

「私も女の子なので可愛い水着を…」

駄目だ

「でも…」

「夏だとて入り続けたら体温を奪われるぞ。それで体調が悪くなったらどうするんだ。ルキアがいるからいいかもしれないが……それにもしもの時にはどうするというんだ。」


永遠と続く白哉の説教…


「あの、もう…分かりましたから…着ますから…」

「そうか。なら楽しんでいくといい。」
(私も付いていくから心配はないが…常にいてやれない)

「………はい…」

「真由美様、大丈夫ですか?」

「ネム…少し…辛いです…」
(白哉様の説教とこの水着のせいで気が重くなりました…)

「気分を悪くなさったのですか!?」

「何?真由美!やはり海は危険だ!」

「もー!白哉様!!!いい加減になさってください!!」


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