現世と尸魂界の行き来が自由なんだよ、という適当さです。
ネタは『カラブリ+』から。
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「十四郎伯父さん!お久しぶりです!」
「あかり!元気だったか?」
「はい!ちょっと貧血気味ですがそれを除けば元気です!十四郎伯父さんは?」
「私も眩暈と吐血する以外は元気だ!」
「わー、よかったです!」
どこがだよ、とその場に一護とか常識人が居ればそう突っ込まれただろうが生憎その場には使用人すら居らず浮竹とあかりのみだった。
「わ、盆栽だ。」
「あぁ、趣味でしているんだがどうも良いのか悪いのか分からなくてな…」
「あ、ここちょっと切りすぎですよ。」
「なに?」
「こことここはもうちょっと切ったほうがもっとよく見えると思います」
「ほうほう…」
「あと豆知識的な物だけどアルミホイル…って何て言えばいいんだろう…とにかく太陽の光りを反射出来る物を土のここに置いて、余すとこなく太陽の光りを浴びさせたら良いって聞きました。」
「成る程!…勉強になったよ!あかりもやっているのかい?」
「いいえ、向こうのお爺ちゃんがやってて一緒に育てたことがあるから少しだけならかじった事ある程度です!」
「あちらのお爺さんか…さぞ立派だったんだろうな。」
「はい!盆栽で生活してましたからプロでした!」
「そうだったのか。…あぁ、そうだ。美味しいお茶菓子が手に入ったんだ、食べていくかい?」
「わぁ!いいんですか!?」
「あぁ、い…」
満面の笑みを見せる愛する姪に浮竹はデレー、とした表情を浮かべるが…
カカカッ!
「!…そ、砕蜂!?清音も!!これは一体なんだ!?」
「じゅ、十四郎伯父さんーーー!!!?」
あかりと共に部屋に行こうとした瞬間、クナイで木に固定されてしまう。
「…済まぬな、浮竹。恨みはないが…こうしてくれる!!」
「うわあああッ!!!」
「きゃー!
――――ってえええええええええ!!!??」
あかりは砕蜂が浮竹に切り刻まれ目を瞑るが服の破れる音だけな事に気付き閉じていた目をそっと開ける。
そこには色っぽく(?)服を破かれている伯父とそれを興奮気味に写真をカメラに収める伯父の部下である清音の姿があった。
「下もいっとくか?」
「すみません隊長!!すみませんッ!!」
「謝りながら何を撮ってるんだ清音っ!!!」
「これ一護君に見せたら喜ぶかな?」
「ってあかりもやめなさい!!!というか止めてくれッッ!!!」
女性陣(砕蜂除く)は動けない浮竹のその姿をカメラに映し、助け出そうとはしなかった。
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砕蜂と清音はもう用は済んだと颯爽と帰っていった。
清音は泣くほど嬉しかったのか上司を助けるのを忘れていた。
「あかり…助けてくれ…」
「はーい。」
「あ、やっぱりいい。誰か呼んでくれないか?怪我したら大変だ。」
「んもー!怪我って言っても対したことないのに!……誰かいませんかー!十四郎伯父様が女の人に拘束されて服破られて写真撮られて動けないんですー!!」
「ちょ、あかり?その言い方はどうかと…」
その後、あかりの言葉に血相を変えて駆けつけた複数の使用人に助かったと浮竹は思ったのだが、あかりの言う通りの状況に皆は嘆き悲しんだ。
「若様ッ!!!いくら卯ノ花様との展開が同僚から進んでいないからって危ないお店に行かれるのはおやめください!!!」
「いや、行くのは構いませんが何も浮竹家に呼ばなくても良いではありませんか!!!」
「しかもよりによってお嬢様が来られるこの日に!!!!」
「もしお嬢様に変なご趣味が出来てしまったりしたらどうなさるのです!」
「というか若様のご趣味に引いてもう浮竹家に来てくださらなくなったらどう責任を取るおつもりで!!?」
「………お前らな…」
「変な趣味って?」
「あかりは知らなくていいんだ…」
「?」
浮竹一家があかりラバーならば、その使用人もあかりラバーである。
主が主なら、使用人も使用人…同類だった。
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【完】
浮竹姪の夢主です。
尸魂界と現世の行き来が自由設定なのでもはやパラレル…
この後現世に戻ったあかりは伯父である浮竹の破廉恥(?)な写真を彼氏である一護に見せて引きつった笑みを貰いました。
あかりは週1に尸魂界にやって来ては浮竹家とわいわいしてます。
本当はずっと居て欲しい浮竹家ですが生身の人間なのであかりと一護が死んだら正式に孫とその婿として受け入れる気満々です。
一応その準備も揃ってるとか…
気が早いにも程がある。
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