世界観まとめ

・背景
第一次、第二次世界大戦を勝ち抜いた大日本帝国は来たる第三次世界大戦に向けて準備を進めていた。
そんな中、日本国内にのみ発生した「ミステリア」と呼ばれる異能力者たちの排除を現政権の榎本総理大臣は突如発表する。
ミステリアを排除しようとする「榎本派」とミステリアの存続を目指す「碧廼派」を中心として日本帝国は混沌の渦へと巻き込まれていく。

・「能力者(ミステリア)」
今から十三年ほど前に突如として日本帝国内にのみ現れた特殊な力を持った人間を指す言葉。
生まれつきその力を持っていたものもいれば、それまで普通に生きていた人間に突然力が備わってしまったケースもある。
能力者は十三年前の当時に母親のお腹の中にいたか、だいたい六、七歳までの子供──つまり現在の年齢が十二、三歳から二十歳くらいの子供たちにのみ確認されており、そこから上の世代にも下の世代にもその不思議な力は確認されていない。
能力者が現れた当初はその非科学的な力により帝国内は激しい混乱が起こり、色々と荒れていた時期もあったが今はそれも落ち着いている。
そうして時は流れ、現在では弱い能力者は迫害やイジメの対象になったりするし、逆に力の強い能力者は人助けをする者もいれば犯罪に手を染める者もいる。
力を持った我が子を神の子だと喜ぶ親もいれば、気味悪がって子供を捨てる親もいる。
法整備は未だ追いついておらず、その実態や力の原因も謎のまま。
ただ、「人と違う力が使える」存在たち。

・碧廼学園
迫害されたりいじめられたりとしている能力者を受け入れる巨大学園群。
もちろん一般の人間も入れる。
入学条件はただはひとつ、「能力者を肯定する」ことのみ。
そうしてこの学園には帝国内から多くの能力者が集まり、寮生活を送るなり自宅から登校するなり自由に生活している。
敷地内に普通に店などもある。
ただの学校というよりは、ひとつの能力者たちのための街みたいなもの。

・大日本帝国
二度の世界大戦を勝ち抜いた極東の島国。
十八世紀のイギリスにおける産業革命を即座に受け入れ、さらに科学技術が急速に発展した大国。
二院制や三権分立などは整っているがそれも形だけで、現在は政権と軍を握っている榎本家による事実上の独裁が続いている。


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