冷たさのクオリア
「あなたは冷血だ」
今日をもって呪術師の世界から離れる七海が最後に言ったのはその言葉だった。今、偶然そう思ったから口にした言葉ではないのだろう。ずっと思っていて、今この瞬間にとうとう七海の中で決壊して溢れ出した本当の言葉だ。
七海が言うのなら、きっとそうなのだろう。
黙ってその言葉を受け止めると、正面に立って私を見つめる七海こそがどうしてか酷く傷ついた顔をした。
その理由についてはわからない。
私は昔からずっと人の心の機敏が曖昧にしかわからなかった。人の喜怒哀楽を、表情、言動、状況、そういうものから解析しようと努力したけれど、人間の気持ちというものはそう単純なものではなかった。
七海がどうしてそんなことを言ったのか。
どうしてそんな顔をするのか。
何もわからないから、黙ってうなづく。
「私もそう思う」
七海はいつも正しいね。
そう返せば彼は何かを言いたげに口を開いて、結局何も言わなかった。それからすぐにいつも通りの影のある表情に戻って、小さな声で「お元気で。……できるだけ長く」と言った。
「ありがとう、七海も」
「……はい。それでは」
「うん、じゃあね」
それきりこちらに背を向けて去っていく黒い学ランを見ていた。それが段々と小さく遠ざかっていくのを、春先のまだ少し冷たい風の中で長く、長く。
「終わった?感動のお別れ」
気配もなく背後からやってきて、私の頭に顎を置いたのは五条さんだった。彼はわざとゴツンゴツンと跳ねるようにして私の頭のてっぺんに顎を打ち付けてくる。
「感動かはわかりませんけど、はい、終わりました」
「ふーん、寂しくなった?」
「いいえ。七海は五条さんや私と違って術師の家系の人ではないので、好きに道を選べます。私は可能な限り、彼が生きたいように生きて欲しいです。だから、彼がこうすることは喜ばしいことだと思っています」
「それ、七海に言った?」
「言いました」
「アイツはなんて?」
「『あなたは冷血だ』と言われました」
問われるがままに答えていけば、五条さんは「ぶはっ」と吹き出すように笑った。それから笑ったまま、「お前は本当に他人の気持ちがわかんねー奴だな」と言って、私の背後から離れて、横に並ぶ。
「お前が冷血なのは事実として、七海にはお前を置いてくっつう引け目があるんだよ。それなのに置いてかれるお前がそんなことを言ったら七海だってやるせねぇだろ。恨み事のひとつやふたつ言ってやりゃあよかったんだ」
「無いものを口には出せませんよ」
「嘘でもいいんだよ。逃げやがってバーカ腰抜け将来ハゲろ!くらい言ってやれよ」
「悪口を言ってはいけません」
「くだらねー。人の気持ちもわかんねぇくせに倫理なんか守ってどうするんだよ」
「逆ですよ、五条さん。人の気持ちが分からないから、せめて人の定めた良識や倫理くらいは順守しておきたいんです」
「あっそ、好きにすれば」
「はい」
それから二人黙って何もない校門の向こうを眺めていた。春の強い風がバタバタと衣服をはためかせる。
「……五条さん、貴方も私を冷血だと思いますか?」
同じ術師の家系として生まれた私と五条さんは少しだけ近しいものを共有している。けれど五条さんのような苛烈な感情のゆらめきは私には無いものだった。それが幼少期の環境によるものなのか、私自身の性質なのか、判別はつかない。それでも事実だけが横たわる。
私を可愛がってくれていた夏油さんが離反した時、私は五条さんのように苦しめなかった。後悔も生まれなかった。
私に優しくしてくれた灰原が死んだ時、私は七海のように悲しめなかった。涙も流れなかった。
これまで生きてきた中で一度たりとも、言葉や涙が決壊するほどの感情の揺らぎを抱いたことがない。
悲しむべき時に悲しめず、喜ぶべき時に喜べない私に人の心はわからないのだろう。もしかしたら、きっと、これからもずっと。
答えを求めるように五条さんを見上げる。
そうすると彼は素っ気なく答えた。
「知らねーよ。ただ、お前は七海よりずっと術師に向いてる」
そう、はぐらかして、それきりだった。
・
・
・
「違うよ、苗字」
ふ、と視界に影が掛かって、それからすぐに降り注いだ声に顔を上げる。声の主は思っていた通り、灰原だった。私はベンチのそばにしゃがみ込んだまま、近寄ってきた猫の首根っこを右手で掴んで持ち上げる。それを見て灰原はもう一度「違うよ」と言った。
「猫はこうやって……ほら、赤ちゃんみたいに抱っこしてあげたほうがいいんだよ」
灰原は視線を合わせるようにしゃがむと、私の手から猫をするりと抜き取って腕の中で仰向けにするようにして優しく抱き上げた。
いつからか高専に住み着いたその猫は野良のくせに人懐っこくて、今も灰原の腕の中で大人しく収まっている。
「……首掴んじゃダメなの、知らなかった。親猫がよく子猫の首を咥えてるの見たことあるから、いいと思ってた」
「子猫のうちはいいんだけどね、大きくなってからそうやって持つと体重で首に負担が掛かっちゃうんだって」
灰原は抱き上げた猫を両手で持ち直すと、その子を私の方へ差し出した。
「はい、苗字」
脇の下から掬い上げるように持ち上げられた猫は宙ぶらりんの状態にも関わらず抵抗する様子もなくすっかりされるがままだった。灰原の腕の中に収まっていた時より胴が伸びているように見えるその猫を、内心戸惑いながら両手で受け取る。それから、先ほどまでの灰原を真似るように猫を腕の中で横抱きにした。
「そうそう、そうしてあげればいいんだよ」
灰原が笑う。
腕の中に収まる柔らかい体。ふわふわしていて、ぐにゃぐにゃしていて、すこし、こわい。
「苗字、あんまり猫をさわったことないの?」
「動物自体、あんまり」
灰原は詳しいね、と返すと彼は「実家で犬を飼ってるからね」と言って、口角を上げた。猫と犬では勝手が全然違うようにも思えたが、私より経験のある彼が言うのだから似たようなものなのかもしれない。
初夏の生温い風が高専の中庭を吹き抜けていった。
「かわいいね」
灰原は私の腕の中の猫の頭の、その柔らかい毛並みを心地良さそうに撫でる。その手つきがとても優しく見えて、ああ、そういうふうにしてやればいいのか、と知った。
猫を抱いたまま、そばにある古びたベンチに二人並んで座る。猫は相変わらず大人しくしていて、あんまりにも大人しいものだからそのうちそのまま腕の中で寝てしまいそうな予感がした。
「猫、好きなの?」
右隣に座った灰原にそう尋ねられる。
「好き、かはわからない。ちゃんとさわったのも今日が初めてだから……」
「そうなんだ?」
彼はちょっと驚いたような顔をしてから「どう?初めて抱っこした感想は?」と微笑んだ。
「……思ってたより、柔らかくて、潰しちゃいそうでこわい」
そう返事をすると灰原は小さく声を上げて笑った。その理由がわからなくて、目線で問いかけると彼は笑った顔のまま口を開いた。
「ううん。苗字にも怖いものとかあるんだって思って」
「あるよ。灰原にもあるでしょう」
「あるけどさ、こんなに可愛いものが怖いなんて不思議だなって思って」
「……落としたら壊れちゃう高価なガラス細工を運ばなきゃいけないってなったらみんな怖いと思う」
「それはたしかに怖いね」
繊細なもの、柔らかいもの、優しいもの、尊いもの。
そういうものが怖かった。
そういうものはみんな壊れやすいから。
壊れたらもう戻らないから。
「でも、僕は壊しちゃうかもしれないことよりも、そのガラス細工が綺麗なことに目がいっちゃうと思う」
価値に気がつく前に壊してしまったら。
壊した後に価値に気がついてしまったら。
もう、取り戻せないのに。
ねぇ、灰原。
先週、みんな別々の任務を終えた後に夕方、七海と三人で遊びに行ったよね。買い物して、ゲームセンターに行って、ご飯を食べて、気がついたら門限ギリギリだったから三人で走って寮に戻ったよね。
私、あの日の任務で人を殺したよ。
呪詛師だったけど、人間だよ。命は万人平等で尊いものなんだって、よく聞く。そうなのかな。他人の命を奪ったのに、私は何も思わなかった。悲しいとか苦しいとか申し訳ないとか倒せて良かったとか生き残れてよかったとかそういうのも何もなくて、任務終わりに二人と遊んだんだよ。次の日はいつもと変わらずに授業を受けたよ。
腕の中の猫。
あの日殺した呪詛師。
目の前で笑う灰原。
それから、私。
命に貴賎はあるのかな。あるとしたらどうやって順位をつけるんだろう。みんな当たり前のようにそれを理解しているのかな。私にはわからない。全ての命が同じ価値に思える。灰原、私はきっとこの猫が死んでも何も思わない。君が死んでも何も思わないよ。呪詛師を殺しても何も思わなかったように、きっと、君が死んでも私は変わらない。傷つかない。苦しまない。悲しまない。命の価値が、理解できない。
それは悲しいことなのかな。
悲しいってどういうことなのかな。
よく、わからないな。
「灰原」
「うん、どうしたの?」
「……私は、冷たいと思う?」
命の価値や人の心が理解できないのは私が冷たい人間だからなのだろうか。
腕の中の猫は柔らかくてじんわりと温かい。それから、少し重い。これが命の重さなのかな。それってなんなんだろう。重い方が価値があるのかな。
目の前の灰原は私の口にした問いかけに少し目を丸くして、それから少し真剣な顔をした。
「苗字」
「うん」
「ちょっとごめんね」
一度断りを入れた灰原が私に手を伸ばす。眼前まで近づいてきた掌を黙って見つめていると、それはそのまま私の額にぴたりと張り付いた。
額を灰原の掌で触られている。唐突な彼の行動に内心困惑していると、彼は数秒何かを確かめるように小さくうなづきながら私の額を触り続けていたかと思うと、すぐに手を離して私に向けていつも通りの笑顔を見せた。
「平熱だと思うよ!」
……そういうことが聞きたい訳ではなかった。
そういうことじゃなくて、心とか精神とかそういうもののことを聞いたつもりだったのに、彼は私が何かを返すより先に「寒い?貧血か風邪かな。体調悪い?家入さんのところ行く?」と早次に問いかけてくるから、それに対して首を横に振るので忙しくなってしまって、結局本当に聞きたかったことは何も聞けなかった。
私は「大丈夫」と何度も言ったのに、灰原は私の腕の中の猫を「ちょっとごめんね」と言いながら抱き上げてベンチの端に寝かせる。それからすぐに立ち上がって、「医務室に行こう」と私の腕を取って歩き出した。引っ張る腕につられるように後に続く。背後からベンチの上の猫が小さく鳴く声が聞こえた。
「灰原、私は大丈夫だよ」
「んー、でも、苗字ちょっと元気ないよね?一応診てもらおうよ」
「そんな、こと……」
ない、と思っているけれど、私を外側から見ている灰原からしてみれば、私が元気無いように見えるらしい。どうしてだろう。体調は良好。熱もない。生理中でもない。吐き気も痛みも無い。表情?言動?状況?何をもって、そんな判断をしたんだろう。
「なんで、元気無いって思ったの?」
生まれた疑問をそのまま問いかけてみると、少し先を歩いていた彼は肩越しに振り返って「なんとなく!」と笑った。何もわからなくて、少し、困る。
けれど、彼の手を振り払う理由もなくて、黙ってされるがまま歩いた。ワイシャツの袖越しに私の腕を掴んだ灰原の体温は、薄い布越しでもわかるくらい暖かかった。それにどうしてか、少しだけ口元が緩む。
校庭の向こう、遠くの森の方で蝉が鳴き始めた。もうすぐ夏が来る。灰原と七海は、術師の家系に生まれてずっと家から出してもらえなかった私にとって初めてできた友達だ。一緒に遊んだりする人を友達と呼ぶのなら、多分間違ってないと思う。そんな友達と迎える二度目の夏が、すぐそこまで来ていた。
三度目の夏は来なかったけど。
私が任務から戻ると灰原は死んでいた。
「もうあの人1人で良くないですか?」
私が灰原がいる霊安室へ入ったのは譫言のように七海がそう言った時だった。私が来たことに気がついた夏油さんは灰原の顔へ布を引き上げようとしていた手を止めて、彼の顔を私へ見せてくれた。私は彼へ歩く会釈をしてから横たわる灰原の側に立つ。
布で体を隠していたけれど、不自然に途切れた肉体は隠せなかった。
大きな頰の傷跡。張り付いて乾いた血の跡。彼の額にかかる黒い前髪を払って、いつか彼がそうしてくれたように額に手を当てる。
「灰原」
答えがないとわかっていながら名前を呼ぶ。
「冷たいね」
そう言って微笑んだ。
ひんやりとした体温。色のない顔。欠けた体。
灰原が死んだという事実だけが横たわる。
それだけ。それ以上何も思わなかった。
半分になった肉体。命の重さは半分になったのだろうか。優しいものは壊れやすい。灰原は優しい人だった。それだけは知っている。
灰原、君が死んでも私は生きていけるよ。
傷にもならない。
数日後の朝、私は授業のために教室へ向かう。
まだ朝は早く誰も来ていない。三つ並んだ机の一番の窓側の席に座って、2人を待つ。
……ああ、いや、ちがう。
もう、灰原は来ないんだった。
彼の席である真ん中の机を視線を向ける。空っぽになった場所。もう座る人のいない席。それを見て、不意に心臓のあたりが痛んだ。
……どうして?わからない。
胸を押さえる。何かが抜け落ちてしまったような、胸の中が伽藍堂になったような感覚に困惑した。怪我をしたわけじゃない。体調は少しも悪くない。なのにどうして、痛いんだろう。
(「平熱だと思うよ!」)
彼が笑った顔が不意に脳裏をよぎる。
それはもう失われたものだ。どうして、痛い。苦しい。痛い。いたい。人が肉体の一部を失えば痛みを感じるように、近しい人を失えば痛みを感じる。その根源は悲しみだろう。理解はできなくても、判断することはできる。これは、この痛みは悲しみなのだろう。
痛い。私は痛い。私は、悲しい。
灰原がもうここに来ないことが、悲しい。
私がこんなに痛いのだから、きっと、あの繊細で優しい七海はもっと痛いんじゃないだろうか。
もういない人の机があるということが、喪失を明確に認識させる。有るということが不在を証明する。
そこに至った思考のまま、私は立ち上がり、灰原の椅子を机の上に乗せて持ち上げる。隣の部屋は空き部屋だったはずだ。七海が来る前にそこへ灰原の机を運んでしまおう、と思った、とき。
「なにをしている」
温度のない声が私を貫いた。灰原の机を持ったまま、教室の入り口へ目を向けるとそこには七海がいた。彼は隈の目立つ目元のまま、眉間に深い皺を刻み込んで私を見ている。それからもう一度言った。
「なにをしている」
「……机を片そうと、」
返事をしかけた時、ツカツカとこちらへ向かってきた七海にグイッと強く胸ぐらを掴まれ、七海の方へ顔を向けさせられる。その勢いで手を離してしまって、机と椅子は音を立てて床に叩き落ちた。耳障りな音が静かな教室に一瞬響いて、消えた。
真正面から私を見つめる七海の瞳は揺らいでいた。悲しみ?わからない。彼が何を思っているのかわからない。
「……灰原の席だぞ」
「うん、でも、灰原はもう来ないから、」
そう言葉を続けようとした時、鈍い音と共に左の頬に衝撃を受けた。気がついたら正面の七海を見ていたはずの私は、顔を右に背けていた。床に倒れた机と椅子が目に入る。
じんわりと熱を持つ頬に、ああ、殴られたんだな、と知った。
視線を前へ戻せば、振り抜かれた七海の拳が目に入る。七海の顔へ視線を向ければ、目が合う。彼は肩を上下させながら、深い皺を眉間に刻んだまま私に向かって何かを言おうと口を開いた、その時。
「2人とも何をして、……七海!」
物音に気がついてこの教室まで来てくれたのだろう、夏油さんが慌てた様子で私たちの間に割り込み、距離を取らせる。抵抗することもなく数メートルの距離を取らされてから、再度七海を見る。彼は肩を怒らせたまま、ぐっと強く握り込んだ拳をそのまま、私を睨んでいた。これは、怒りだろうか。
「七海!何があったか知らないが、手を上げるなんて、」
「夏油さん」
私は倒れた灰原の机と椅子を元の位置に直しながら、彼の名前を呼んだ。そうすれば、彼は呆然としたような顔で私を見る。何故そんな顔をするのだろう、わからない。
「……苗字、硝子のところへ、」
「大丈夫です。別に大したことじゃありません」
「そんなわけが、」
「夏油さんも五条さんとよくするでしょう、喧嘩」
口の中で鉄の味がして、咥内が切れているらしいことを知る。舌で辿るように出血しているあたりをなぞったところ、奥歯近くの歯が一本ぐらついていることに気がついた。夏油さんにはああ言ったが、あとで家入さんのところに行った方がいいかもしれない。
口を濯ぎに行こうと、2人の横を通って教室を出る。
「すみません、少し水道に行ってきます」
2人からの返事はなかった。
口を濯いでから、けれど教室に戻る気にはなれず、中庭へ向かった。まだ朝なのに、空から降り注ぐ日差しが眩しい。
貧血だろうか、少し目眩がしてベンチに座り込むと足元にいつかの猫が擦り寄ってきた。
こちらからも触れようとして、手が止まる。
柔らかいものは、温かいものは、壊れやすい。
「来ないよ」
猫には触らずに、そう呟いた。
「君を抱き上げてくれる人はもう来ない」
重奏のような数多の蝉の声。
鮮やかな深緑の木々。
降り注ぐ眩しい日差し。
体に張り付くような生温い湿度。
灰原、君が死んでも私は生きていける。痛みはあるけれど、傷にはきっとならない。忘れないけれど、苦しみはしない。
明日も世界は続くし、私は死ぬまで生きていくだろう。
灰原、君が死んでも私は生きていけるよ。
けれど、君が死ななくても私は生きていけたんだ。
きっと君が死ぬ必要なんてなかった。
君がいたほうが世界は興味深かった。
君と至る二度目の夏は途切れた。
君と至る三度目の夏は来ない。
これから先もずっと、それはやってこない。
それでもまた秋は来る。冬が来て、春が来て、君のいない夏が来る。
だから私はせめて可能な限り歩き続けよう。
わからないことがたくさんある。
あの日の君の言葉、七海の表情、私が抱いた胸の痛み。
そのすべてにいつか、答えを得られるように。
ベンチに座りながら、自分の額に手を立てて目を瞑る。
「灰原、私は冷たい?」
記憶の中の灰原が笑った。
(「平熱だと思うよ!」)