はじめに
このお話は最遊記の名前変換小説です。
藤竜封神演義の微混合要素がありますが封神演義を読んでいなくとも読めるようにはするつもりです。
でも知っていたらもっとわかり易くなると思います。
その為、設定が濃く夢主＝オリキャラとなっておりますので、読み手の方と捉えるのは難しいのでオリキャラの名前を変換できる程度と思って下さい。
最遊記原作沿いと言う事で流血・暴力・残虐・死表現等がありますのでご了承下さい。
あと遠まわしに卑猥な表現（発言等）もありますので苦手な方はご遠慮下さい。
全て自己責任でお楽しみ頂ける方のみどうぞ。


▼夢主
紫苑
現代にてある事件で命を落とし、気が付いたら藤竜封神演義の妲己に憑依した女性。
憑依とはいっても主人格として本編の妲己もちゃんと存在しているが肉体を共有していた状態。
現在妲己が女カ（環境依存文字なので本来は【女咼（女偏に咼）】）の肉体を乗っ取って地球と一体化した為、抜け殻となった妲己の身体を一人で使っている。
もともとが妲己スペックだったのでステータスはチートのまま。
妲己に感化されてはいるがもとは常識を持った現代人。
面倒なので基本的に妲己の姓である蘇を使い、時折偽名として【妲己】を名乗る事もある。

【宝貝-パオペエ-】
封神演義の世界において仙道に関わるものの神器のようなもの。
中にはスーパー宝貝と呼ばれる普通の宝貝よりも危険かつ強力な物も存在する。妲己の持つ羽衣【傾世元禳（けいせいげんじょう）】はその一つで、使用する事で周囲の者を魅了し操る事が出来るうえ、見た目に反した凄まじい防御力を持つ。

妲己の宝貝
傾世元禳：上記の通り。セクシーポーズを取る事で威力を上げるという謎の効果がある。
五火七禽扇：振るう事で爆炎の衝撃波を発生させる。
金霞帽：精神錯乱系の術から身を護る。

【妲己-だっき-】
千年以上生きた狐の妖怪（九尾狐）
自称紂王らぶらぶセブンティーン。
傾国と謳われる程の絶世の美女だが、性格は残虐非道を好み、いかにして絶望させながら殺すかについては汗水垂らす事を惜しまない。
蘇妲己というのも元は冀州侯蘇護の娘であり、肉体を奪って成代り殷王朝の正妃になった。
心理戦にも長けた切れ者。