Outing 3
「・・・ようしっ!皆決めたー?」
「ん。」
「はい。」
「はーい、じゃあ回収しまーすw」
ビードロズは、目下お土産選択中であった。
ボールは1人一個あれば良いとかいう物でもなかろう、という結論に落ち着き、最終的に靴紐買って帰ろうという事になったのであった。別に神奈川でも買えるが、そこはそれ、気分の問題という奴。
「さてさて・・・・はいw良いよw」
4本の靴紐を、にやにや笑いながら後ろ手に持つ棗。
その正面に立つ紀伊梨は、むむむ・・・と真剣な顔になる。
「・・・見えたあ!一番右!」
「はい、一番右・・・ハハハハハハハ!アハハハハハ!」
靴紐を選ぶにあたってだが、折角なので皆で選びたいという紀伊梨の希望の元、システムが決まった。
1人1本、その人当てに靴紐を選ぶ。そこから棗が誰にも見えない様にして、紀伊梨が適当に選ぶ。
今選んでいるのは真田の靴紐だが。
「こ、この柄・・・!?」
「白黒だから気に入ってくれるでしょ。」
「お前かよw喧嘩売ってるだろw」
「後の3本はー・・・おおお!このきんきらきんの誰ー?」
紀伊梨が持っているのは候補の一つ。黒地に金のラメ柄。
「それは俺w」
「かっこいー!」
「この矢摺り柄は紫希?」
「はい。和柄とか良いかなと思いまして。」
「お前はなんでライオンの柄なんだよw」
「えー?似合わない?ほら、がおー!って。」
こんな風にして決まっているのだった。
幸村の分は千百合が選ぶ。
「さ、次次。」
「やなぎーだね!」
「柳君ですか・・・」
「難しいななんかw」
一同が靴紐でわちゃわちゃ騒ぐ中、ショップの扉が開いて暑い外の空気が店の中に舞った。
「んー、涼C〜!」
「うん!生き返るよねっ!」
芥川は兎も角、今の披露している可憐にとって、涼しいという事がどんなに有難いか。
「それで、俺達何買いにきたんだっけー?」
「ドリンクの粉だよ!」
「そっかー!でも広いから、どの辺にあるのかイマイチ分かんないC・・・」
「ええとね、大抵はああいう所に・・・あ!」
あった。
其処で一安心してしまうから、可憐なのだ。
「芥川君!あっちーーー」
「・・・!桐生ちゃん、後ろ!ぶつかる!」
「え?」
きゃあ!という声と、ドサドサ!という物音が店内に響いた。
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