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「阿鼻叫喚やったなあ。」
「あ、あははは・・・・」
跡部の告知の直後、其処彼処から一斉に上がった「嘘だと言ってよバーニィ!」の叫び。
それが悲痛であればあるほど教える側である可憐達も叫びたくなる。
「皆が可憐ちゃん位勉強熱心やったら助かるんやけど。」
「え?えへへっ!そうかな、有難うっ!」
そう言ってニコニコする可憐は、正に今お勉強中であった。
テスト期間は4日後から。
だから、今日はまだ普通に部活して、普通にテニスの勉強を忍足とする。
「可憐ちゃんは、得意科目とかどれなん?」
「私?ううん・・・点数にそんなに差がつくわけじゃないけど、英語と日本史は好きかなっ!」
「へえ、日本史好きなんや。」
「うん!歴史とか面白いよねっ!逆に化学なんかは他の教科より時間割いて頑張らないと、追いつかないんだけど・・・」
「結構典型的な文系やな。」
そう、可憐はコテコテの文系である。
ただ、忍足の言う通り勉強熱心でもある為、然程成績に差はつかないのが可憐のバランスの優れている所だ。
「忍足君は?」
「俺?俺は・・・」
「うん。」
「・・・・・」
「・・・?」
「何やと思う?」
「えっ!?」
予想外の返答に顔を上げると、忍足は可笑しそうに笑っていた。
「おっ、教えてくれないのっ?」
「いや、そういうわけやあらへんよ。ちょっとしたゲームや。」
「そっか・・・ええと、ちょっと待ってねっ!うーんと、うーんと、」
「3科目あるわ。」
「3科目だねっ!ええとね、ええとね・・・」
うんうん唸る可憐の姿に、忍足は微笑みが零れる。
「えと、んと・・・・」
「可憐ちゃーん、侑士くーん。居るー?」
コン、コン。
と軽快なノックの音と共に、網代が顔を覗かせた。
「茉奈花ちゃん!お疲れ様っ!」
「お疲れ。」
「お疲れ、2人とも。やっぱりまだ勉強してた、ね。ねえ2人共、ちょっと休憩しない?」
網代は可愛らしいウインクを一つ飛ばした。
「部長様が、お茶の準備したから来いって。美味しいアールグレイと、クッキーが待ってるわよ?」
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