First region competition:Final 3
その頃立海陣は、すぐ帰らないでミーティングを公園でそのまま行っていた。
今日はもう休むという扱いになっているため、バスは学校前まで行ってくれても、授業に途中参加は出来ないから中には入れないのだ。
部長、佐川は全員をざっと見渡して話し始めた。
「えーと。あまりこの場で長々話をしても邪魔になるから、手短に話そう。本日は皆よくやってくれた。その甲斐あって、一先ず今年の関東大会も優勝という結果に出来た。だが、勿論本番は全国大会だ。そこで優勝してこそ、常勝を掲げる我が校に相応しい結果と言えるだろう。」
ぶっちゃけ、だ。
ぶっちゃけた話、ここに居る全員が関東大会「ごときで」と思っている。
見据えるは全国。
日本のてっぺん。
「勿論、うちの部でこの優勝を根拠に浮足立つ奴など居ないことはわかっているが、勝って兜の緒を締めよだ。明日は水曜日。また部活がある。各々、より一層精進するように。」
「「「「「はい!」」」」」
丁寧に。
でもどこか、どうでも良いような荷物の片隅に置かれた優勝のトロフィーが、日を浴びてきらりと光った。
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