四宮さんしかいなかった。
以下ネタバレ注意
秋ヶ瀬アキは一般家庭出身といっておいて、全然ふつうの環境で育っていません。
その主な理由は母親です。
アキの母親(以下春子)は幸平父らのひとつ上の世代で、十傑には入らなかったものの、卒業した玉のひとりです。
極星寮に入っていたので城一郎さん始めとする面々とは関りが深く、卒業後も親交は続いています。
さて、春子の何が問題化というと、遠月を卒業した後です。
彼女はそもそも面倒見が良く、他人の助けになれるのが自分の幸せというタイプでした。
卒業後、誰もが実家の店に入ると思っている中、彼女はアフリカへ行きました。二年のボランティアで現地で聖女として名を馳せた春子は、アキの父(以下夏彦)と出会います。
夏彦は農家の実家を継ぐのが嫌で会社勤めを目指す大学生で、彼もボランティアとして現地に滞在していました。
なんやかんやあって夏彦の就職を機に結婚することにしたのですが、周囲(主に春子の周り)は大反対です。
春子が料理界から退き専業主婦になるというので、お前誰だよというくらいの距離感のひとからも反対されます。
このままでは秋ヶ瀬家に迷惑がかかるということや後輩たちからも料理は続けても……と諭されたことから週に一度実家に戻る約束をし、春子と夏彦は結婚しました。
料理の腕は鈍るどころか上がる一方という天才ぶり。もちろん精神的な左右も大きく関係していますが。
春子はアキや弟(以下シュウ)に対して後継ぎとして目を付けそうな実家に釘を刺しつつ、アキとシュウにせがまれるまま料理を一緒に作ったり教えたりしていきます。教え方はかなりスパルタです。ニコニコ笑ってガンガン指示を出していきます。
そうやってふたりは知らず知らずのうちに技を仕込まれていたのでした。
なので、
秋ヶ瀬家に遠月のパンフレットがあったのは総帥の計らいだとか、
堂島さんや城一郎さんたちとは幼いころに会ったことがあるだとか、
子育ての相談に来た潤さんや連れられてきた葉山くんとも知り合いだとか、
そういうアキからしたらどういう面子なんだろうという人脈ができあがってたりしますが、それはまだ形にできていません。
お相手は未定っていうか居るのかなって感じですが、まあ一人二人三人ほど、どうだろなってのはいます。
四宮さんもそのひとり。
このあとなんやかんやあって一年経ち、恵ちゃんと幸平くんの料理によって諸々振り切れてからの話になるとはい思いますが……。
まあ、恋愛関連は別世界線でまとめる可能性が高いです。
ちゃんと書き上げたい。