a day in our life

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2021/07/14(Wed)

橋の下で暮らしていたこともありますもの。

メギドの推しの橋の下で暮らしていたこともある過去がとてもキュートだったのでトリスタンくんにもやってほしい(メギドの萌えを他ゲームで発散する厄介おたく)


参じた時期が早く人望も十分にあるのに何故か出世には恵まれていなかったベディヴィエール(恐らく前に出たがらない本人の気質によるものだろう)が、この度晴れて円卓に名を連ねることとなった。それと同時に与えられることとなった領地は決して大きな街ではなかったし、特に要所というわけでもない。けれども現在領主が不在となっている土地の中では、キャメロットに最も近い街だった。王から街の名を告げられた時、ベディヴィエールは心からほっとしたように微笑んだという。



素朴な田舎町の日々は穏やかに、これといった揉め事もなく過ぎていった。「ほんの少し前までは案外そうでもなかったんですよ。ならず者が幅を利かせて、女は夜に出歩くことが出来ないくらいでした。でも、サー・ベディヴィエールが領主となったことでここまで落ち着いたのです」と、住人から聞かされて少し照れる。
小さな変化が起こったのは春先のことだ。屋敷に勤める侍女たちが、最近妙に浮かれている……というか、華やいでいる。今までは皆簡単にまとめただけの髪で仕事をしていたのに、最近ではきちんと結い上げていたり、髪飾りを挿していたり、仕事を終えた後にガラス窓や水桶に自分を映して、きちんと整えてから帰ったりする。
春だからだろうか?などと、初めは根拠のないことを思っていた。しかし「最近、皆さん妙に楽しそうですね?」と何気なく聞いてみたところ、侍女たちは一様に頬をばら色に染めた。そしてその内の一人が、
「サー・ベディヴィエール。実は今、南の川の橋の下に吟遊詩人の方がいらしているのです」
と教えてくれた。
「橋の下、ですか?」
「小銭は持っているけれど、気候も良くなってきたし節約したいのだとか。森で暮らしていたこともある、こういう生活には慣れている、と仰っていましたわ。これが思わずため息の漏れ出てしまうような美青年で」
「出身やお名前などは伺っていますか?」
「ええ、竪琴に合わせて謡って聴かせて下さいましたので。お名前はタントリス様。暖かな南の地の果て、天使の降り立つ地上地平から参ったと仰っておりました」
となれば、コーンウォールであろう。ベディヴィエールは推測する。

的なやつ(?)


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