ここまでお付き合いありがとうございます。
この作品は自己満の極みといいますか、当初の予定では史実の沖田総司に近付けるよう意識してたんですけど書いているのは薄桜鬼の沖田総司だからどうしてもそっちのイメージが勝ってしまってどんどん儚い感じになりました。まぁ史実って言っても私が思う沖田総司像だって創作から得られたイメージの方が強いんでどのみち違うものになってるんですけどね。

タイトルにもなっている「花と水」は彼の辞世の句からですが、作中のヒロインが花で沖田が水っていうのはあくまで個人的な想像解釈なんであしからず。
近藤と土方、又は沖田と土方など解釈は様々あるみたいですけど結局はあの句を詠んだ本人しか本当の意味は分からないですからね。
あまり深くは突っ込まないようにしましょう。

あと本当は庭先で黒猫を斬れないシーンも入れようかと思ったんですけど、あれも創作が広まったものですから黒猫は入れずに刀を振るえなくなったってとこだけにしときました。

全体を通して尻切れ気味になっててすみません。あくまで沖田の最期を美化しただけなので糖度とか無視で、寧ろ当初はヒロインいらないかなぁーとか思ってたとこに無理矢理ねじ込んだんでいろいろ可笑しいです。
もっと文章力があればそれなりに理解してもらえるものになったと思うんですけど、どうも展開が急過ぎた気がします。話が飛び過ぎだったかなぁと。
やはり何年文章書いてても駄目なものは駄目か…。
暇があればもう少し手を加えていきたいと思いますが、一先ずここで区切りとさせていただきます。
最後までお付き合いありがとうございました。

みら 110719