Clap

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DCメーデーの主人公猫化。と降谷零。

(なーんか体が軽いなって思ってたら)
灰原ちゃんのつくった薬(失敗作)で体が猫になっていた。
薬の効き目自体はそんなに長くないらしい。
だから楽しむっきゃないね。
「にゃー(あ、零さーん)」
「あれ？ 猫？」
「にゃぁにゃあ(そーっす、猫っす)」
「……可愛いな」
そりゃどーも。
俺も道端猫を見たら可愛いなって思う。中身が俺だと知らなければ。
「にゃ〜(零さん疲れてんの？)」
鳴きながら、降谷さんの手に擦り寄ってみる。
うむ、いい手だ。手懐けられそう。
「お前はいいなぁ、自由気ままで……、俺ももう少し休みが欲しいところだよ」
「にゃっにゃーにゃあ(いつもトリプルフェイスお疲れ様です)」
「……、それにしてもお前、誰かに似てるような気がするんだよな……」
なんだこの人、勘良すぎんだろ。
そーです俺でーす。ま、気づくわけねーか。
「はぁ、久しぶりに声が聞きたくなったし、電話するか、じゃあな」
「にゃ(じゃあな)」
片手？をあげて挨拶してみる。
去り際に盗み見た携帯の電話をかけようとしている先が俺だったので、とりあえず早く帰るとしよう。