「デイダラがもし私の事好きになってくれるなら、この両目をくり抜いてもいいのに」

「そんなことしたらそもそも暁に居れねーだろ」
「それもそうか!戦力外になるものね。デイダラと離れ離れになるのは困るなあ」

「困ってんのはオイラの方だ、いい加減部屋から出ていけよ…人の部屋で寝泊まりすんな、うん。何日居座るつもりだ」

「デイダラが私の事好きになってくれるまで」

「はぁー」
「ねぇ、そんなにこの目が嫌い?」
「いけすかねェイタチの野郎が嫌いだ、お前の事は別に、フツー」

「本当かなぁ、だって、嫌いなんでしょ。写輪眼」
「しつけぇな…嫌いだよ、うん」
「私の事は?写輪眼持ってても普通?」

「あーーーー、もーめんどくせー、好きって言えばいいのかよ?分かった分かった、写輪眼持っててもデミニーのことは普通に好きだ、うん。オラァ!さっさと出ていけ!!!」

「うん、出ていく。厄介払いの嘘でも、凄く嬉しかった。我儘に付き合ってくれてありがとう」



口にした言葉は、時に嘘だったとしても。本当に変わるものだ。あの時の言葉の真偽が、今になってようやく伝わった。