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▽2017/01/01(Sun)
>折り本


明けましておめでとうございます。

折り本ネットプリントの用意が出来ました。
『良薬××に苦し』
この記事の続きより内容を確認してください。

※印刷期間は終了しました。
 

セブンイレブン
予約番号****
有効期限2017/01/08 23:59

ローソン、ファミマ、その他コンビニ
予約番号****
有効期限2017/01/09 02時頃
プリントは白黒を選択してください。

プリントには印刷代が掛かりますので、ご注意くださいませ。
こちらの小説は煙草を吸う雪村とのお話になってます。紙媒体ですので名前変換は出来ませんが、特定の名前も入っておりませんのでご安心ください。
いつかサイトにも載せる予定ですので、無理にプリントして読もうと思わなくても大丈夫です。
管理人の自己満足に付き合っていただける方だけ、お手元に置ける紙媒体として楽しんでいただければ幸いです。

以下、短いですが出だしをサンプルとして載せておきます。


 浮上した意識のままに目を覚ますと、眠りに就くその瞬間まで隣にいたはずの彼の姿が消えていた。気だるい身体を腕で支えて起こしながら、きょろきょろと辺りを見渡すが、室内に雪村さんの姿は見当たらない。
「雪村、さん……?」
 掠れた声で名前を呼んでみても当たり前に反応も無い。しんと静まっている部屋の中、心細さが胸の奥にじわじわと広がっていく。お風呂かトイレだろうかと、思考を巡らせていた時だった。ふと、ベランダへと続く窓に掛かっているカーテンが、全部は閉まっていないことに気付いたのだ。少し開いた隙間からは、暗い外の色が微かに覗いている。その先に、雪村さんの後ろ姿が見えた。


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